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【郊外の家を相続した体験談】持家派と賃貸派、あなたはどちらを選びますか?

 住宅に関する論争で、「持家と賃貸は、どちらが特か?」というのは、永遠のテーマなのかもしれません。結局、「持家と賃貸はどちらが特か分からず、個人の状況や考え方によって異なる。」というのが結論なのかもしれません。

 

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持家と賃貸のメリットとデメリットとしては、

 

●持家

 ・メリット :家賃がかからない。老後に住む家に困らない。

 ・デメリット:容易に引っ越しできない。

        住宅ローン等、多額の借金を抱える事になる。

 

●賃貸

 ・メリット :容易に引っ越し可能。借金を抱える必要が無い。

 ・デメリット:家賃を支払い続けなければならない。

        老後に住む場所に困る可能性。

 

 以上の様な感じでしょうか。我家は現在賃貸マンションに住んでいますが、貸してくれる大家さんがいなくなれば、老後に賃貸に住み続ける事ができるか分かりません。一人暮らしの老人で、気が付いたら孤独死していた…というケースがあるので、大家さんにとっては高齢者へ家を貸すはリスクがあるのかもしれません。

 

ニュータウンだった家の資産価値は?

 家の購入については、妻の意見を尊重したいと考えています。私は殆ど会社に居る為、家で過ごす時間は少ないのですが、妻にとって家は最も長い時間を過ごす場所であり、快適に過ごせないとストレスが溜まるでしょう。

 

 妻には、欲しければ家を買っても良いと以前から言っていますが、アーリーリタイア後は引っ越す事も言っていますので、現在住んでいる街で家を買う気持ちは湧かないようです。

 

 私個人の意見としては、一生家を購入しないというのもアリかな、と考えています。現在住んでいる街は、リタイア後に出ていきますので購入する気がないのですが、リタイア後に移り住む街でも家を購入するか分かりません。

 

 「家は買わない」という考えに傾いたのは、10年前に父親が突然他界した際、家を相続した事がきっかけでした。当時相続した家は、ニュータウンだった場所に建てられており、父親と母親は駅近くにマンションに移り住んでいましたので、相続した当時は誰も住んでいませんでした。

 

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 昔ニュータウンだった場所に有ったのですが、街の人口減少が著しく、家の周辺も空き家が目立っていました。相続した当時はリフォームをして貸し出す事も考えたのですが、賃貸需要がなく、断念しました。ちなみに相続した時の住宅の評価額は、建物1,000万円+土地1,000万円の合計2,000万円だったと思います。

 

 遠方で管理が出来ない為、最終的に建物を取り壊して売却したのですが、買取不動産業者からは高台に建てられているのを理由に、「家の後ろが崖になっており、場合によっては倒壊する恐れがある。そのリスクも含めて購入しなければならないので、購入価格は安くなってしまう。」と言われました。

 

 建物を取り壊して土地だけの売却になったのですが、土地の評価額1,000万円の所、200万円の売却額となりました。建物の取り壊し費用に150万円かかりましたので、数年間支払った固定資産税を含めると±ゼロとなったと思います。

 

家を相続して分かった事

 この時、親から相続した住宅を売却した時に考えた事です。

 

 ・遠方にある家の管理、処分は難しい。

 ・資産価値のない家は、売却する時は不動産業者の言い値になる。

 ・不動産の知識が無ければ、不動産投資はするべきではない。

 

 もし、この時相続した家の近くに住んでおり、私が既にリタイアしていたのであれば、状況は違っていたでしょう。恐らく定期的に相続した家に行って、掃除やメンテをしていたと思います。また建物はそれ程古くなかったので、「住む」という選択肢があったかもしれません。

 

 リタイア後であれば時間に余裕がありますので、賃貸に出すか、又は売却するにしても、じっくり時間をかける事が出来たと思います。遠方(車で6時間も離れている)で、会社に勤めている限り、相続した家を管理する事は現実的に無理と思います。

 

 ずっとこの家を持ち続けて固定資産税を支払い続けても良かったのですが、リタイア後にこの家に住むイメージが湧かず、街にも魅力を感じませんでした。

 

 私の子供はまだ小さいですが、将来どこで働くか分からず、場合によっては海外にいるかもしれません。その時に全く知らない土地の住宅を相続したとしても、重荷になるだけと思いました。今の所、当時の決断(売却)には後悔していません…。

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