6月になりましたが、この先の予報を見ると雨の日が続くようで、早くも梅雨入りしそうな感じです。
以前の記事にも書いたことがありますが、6月は祝日が無く、天候もイマイチな感じなので、少し気分が落ちる月です(6月が好きな人、また6月が誕生日の人、すいません)。
「だったら年休を取ればいいのに。」と思うのでしょうが、社畜な気持ちが抜け切れていないのか、未だに年休を取得する事に後ろめたさを感じます。
仕事の繁忙期でも当然の権利として、年休をドンドン取得する若手を見ると、もやもやした気持ちを持ちながら、羨ましくも感じます。
リタイア可能後の気持ちの変化
昔はこちら(私)が仕事が忙しく、休日出勤をしているのに対し、仕事をしない人、年休をフルで取得する人を見て、不公平感を感じていたのですが、今ではその感情も無くなりました。
特に何時でもリタイアできる状態になってからは、上司からのプレッシャーも感じなくなり、「耐えられなくなったら何時でも辞めればいいや。」と思うようになっています。
最近では会社の飲み会も断るようになり、会社で仕事している時以外(社外)では、会社とのつながりを徐々に減らしています。
今でも土日祝日に会社の付き合いでゴルフに行く人も居ますし、何らかのイベントで会社から召集(もちろん強制ではありませんが)がかかることもあります。
とはいえ、今の予定では子供が大学へ進学する5~6年後までは今の会社で働く事を考えているので、人間関係が悪化しない程度に付き合っていくつもりです。
話は変わりますが、先日昨年度の業務評価が上司から伝えられました。私を含む、部署の管理職の評価を知らされたのですが、有り難い事に皆さん中々高かったと思います。
かなり意外だったのが、私の評価が非常に高かった事…。歴代の上司には、「出世欲が無く、役職も上げなくて良い。」と言い続けてきたのですが、中々理解されないようです。
予想では、会社の上層部は私をもう少し上の役職につけるつもりなのでしょう。現在49歳で世間では課長クラスですが、50歳過ぎで部長になりそうな気がします…。
会社からのフェードアウト
会社の上層部や歴代の上司には、「出世欲が無い事」は伝えており、皆さん認識されているようです。
ただ本人の意思と会社の実際の人事は相反する事があり、私も部下の人事では本人の意思より会社の都合を優先させます。
会社が私をもう少し上のポストに就かせたいとう考えがあるのかもしれませんが、数年後に退職する事が分かれば、重要なポストには就けないでしょう。
ちなみに私の会社では、50歳を過ぎると色々な人事制度を利用する事が出来ます。「早期退職制度」も50歳から適用されるのですが、転職制度もあります。
過去に50歳になって直ぐに転職した人も居ますが、流石に30年近く働いて来た会社を飛び出して新たな会社に勤めるのは、かなりハードルが高いと思います。
他に人事制度を調べた所、「セカンドキャリア制度」なるものがある事が分かりました。これは転職だけでなく、独立や起業も想定した、所謂「リスキリング制度」に近いものです。
この制度も50歳からの適用になります。リスキリングであれば、全社員対象と思うのですが、50歳以上を対象にしている所を見ると、会社としては50歳以上の社員に対して費用対効果が合わないと考えているのでしょうね。
できれば私もこの制度を来年から利用しようかと考えています。この制度を利用する事は、「何れは転職したい、又は独立したい。」という意思表示になると思います。
同じ会社で30年も働いているので、いきなり「独立」はできませんが、来年より会社からフェードアウトする準備ができれば…と考えています。