年が明け、2021年が始まったな…と思ったら、もう2ヵ月が過ぎてしまいました。最近暖かくなり、春が近い事を感じます。このまま何も感じずに過ごしていたら、直ぐに夏が来そうです。
2月は28日間しかなく、他の月と比較して日数が短く、あっという間に過ぎてしまいました。毎月恒例になっている資産状況報告をさせて頂きます。
2021年2月末の資産状況
まずは2021年2月末時点での資産状況です。
更に資産の内訳グラフです。
先月に引き続き日本、アメリカ共に株価が好調だった事もあり、資産は先月から約150万円以上のプラスとなり、資産額の合計は1.14億円になりました。このまま資産が増え続けるか分かりませんが、上手くいけば2021年末の目標である1.2億円は早めに到達できるかもしれません。
市場が好調な理由は、各国の財政出動による金余りと景気回復への期待感でしょう。株式市場が上昇し続けるか分かりませんが、株価を下支えする為に各国が財政出動している様に感じます。
日本では日銀がお金を刷りまくっている一方で、国家がETFという形で株式を購入しています。コロナ前に日銀が保有するETFの平均購入価格が19,000円位であると、日銀総裁が言っていたと記憶しています。
それ以降ETFの購入は継続しているので平均購入価格はもう少し高くなっていると思いますが、今ではかなりの含み益があるのでしょう。国家がお金を刷って現金の価値を下げ、その紙幣で株式を購入しているので、個人投資家からするとルール違反の取引をしている様に感じます。
お金の供給量は国家がコントロールできますので、現金の価値が下がるのを分かって株式を購入するのは、インサイダー取引の様な気が…。
周りの人が投資の話をし出した…
株式市場が何時まで上昇するのか、誰にも分かりません。各国で行っている財政出動を止め、金融引き締めを行えば株価は下がるでしょう。ただ今の経済状況でそのような措置を取るとは考えられず、もう少し今の状態が続くのかもしれません。
周りの変化として、最近「投資を始めた、始めたい」という声を聞くようになりました。投資を始めた人の中には、退職金をつぎ込んで証券会社から勧められるままに金融商品を購入しているケースが見られました。
高齢で退職金という大金を持っている投資初心者は、証券会社にとっては「非常に良いお客さん」であると思います。今は株式市場が好調なので少しは利益が出ているようですが、将来どうなるか分かりません。
また妻から知り合いが「株価がかなり上がっているので、投資を始めたいなぁ。」と言っていたと聞きました。妻は投資経験が無いので、コメントしようもなかった様ですが、全く経験の無い人が投資に興味を持ち始めているようです。
アメリカで「靴磨きの少年が株式投資の話をするのを聞いて、株価の下落が近いと判断した。」という有名な話があります。私の周りの変化はほんの1例に過ぎませんが、もしかすると株価下落の日は近いのかもしれません。