現在の金融資産は約1億円で、現金、株式、債券などに資産を振り分けており、最近では原油や不動産のETFにも投資を少しずつ広げています。
その様な中、「ソフトバンク社債」は、過去に何度か購入しており、資産全体の25%も占めています。ちなみに利回りは低いですが、銀行系の社債も所持しています。
先日ソフトバンク社債の一部が満期を迎えました。所持していたソフトバンク社債は、総額2,600万円にもなり、今回満期を迎えたのは500万円分になります。
満期を迎えて現金化した500万円の資金は、配当収入を増やす為に、米国ETFの定期買い付けの資金にしようかと考えています。今回満期を迎えた社債は、利回りが0.48%(税引前2.4万円/年)と低く、配当収入が少ない債券でした。
まだ残り2,100万円ものソフトバンク社債があるのですが、満期が2024~2026年で、利回りが平均で1.38~2.03%(税引前30~40万円/年)ありますので、そこそこの副収入が得られています。
ただご存知の様にソフトバンクグループの収益は毎年変動が激しく、一時期投資した会社の経営が上手くいっていないので、倒産するのではないか、という噂も立ちました。
またその時、「ソフトバンクの株や債券を持っていると危険」とも言われました。最近の決算報告では、かなりの収益(最終益3兆551億円!)を上げており、とりあえず倒産の危機は無くなったようです。
社債については、株式の様に日々価格変動はないので、購入後の債権など気にしないのですが、この時は本気で社債の一部を売却しようかと考えました。その頃SBI証券から、「所持しているソフトバンク社債を買い取ります」というお誘いもありました。
結局この時社債は売却しなかったのですが、その後のSBI証券のホームページを見ると、買い取った社債の価格を上げて(利回りを下げて)販売しているのをみて、「売却しなくてよかったな…」と思いました。
ソフトバンクとしては、利回りの高い社債(利払いが多い債券)を一般顧客から安く買い取り、その後高値で利回りを低くして売却する事で利益を生むことが出来たのでしょう。
残り2,100万円ものソフトバンク社債を所持しているのは、リスクが高いかもしれませんが、現状これだけの利回りが得られる国内債券は見当たらないので、満期まで所持するつもりです。
日本の資産からの配当収入
2024~2026年にソフトバンク社債が満期を迎えますと、今まで得られていた配当収入が大幅に減少します。そのまま何もせずに待っている訳には行きませんので、配当収入減少分を補うために、新たな投資先に資金を投入する必要があります。
社債が満期を迎えた時(2024~2026年)にそのまま別の社債や株式に資金を移しても良いのですが、その時にタイミングよく良い投資があるとは限りません。
今は米国ETFを少額で定期的に購入しており、これも配当収入の柱の1つになっています。ただ米国ETFから得られる配当収入は、ドルなので為替差損益や手数料が発生します。
できればソフトバンク社債の様に、日本円で安定した配当収入が得られる投資先が有れば良いのですが、今の所見つかりません。
米国ETFの様に日経平均連動型のETFの購入を考えても良いと思う一方、日本経済について私自身悲観的に考えていますので、正直購入には躊躇してしまいます。日本の人口が増加し、経済も右肩上がりならば、投資しようと思うのですが…。