記事を紹介する前に断っておきますが、「投資」は自己責任であり、他人の意見は参考程度にして、最後に決断を下すのは自分自身です。
最初からキツイ事を書きましたが、投資を始めるのであれば、早いほどよく、若いサラリーマンこそ投資をした方が良いと考えています(色々な意見もあると思いますので、1つの意見として捉えて頂ければよいです)。
以前の記事にも書いたことが有りますが、私は会社に入って直ぐに株式投資を始めています。最初に日本の個別株から始めて、債券、外国株式に投資してきました。ちなみに先物取引やFXなどリスクの高い商品には投資した事は有りません。
リスクの高い商品をどのように考えるかは、個人によって異なると思います。しっかり勉強して内容を理解したうえで投資をするのであれば、リスクを下げられるのかもしれません。私の場合、今の所先物取引やFXについて勉強する気持ちが有りませんので、投資する予定もありません。
若いサラリーマンが投資した方が良い訳
もし自分が非正規雇用、又は正社員でも倒産の可能性が高い会社に勤めているのであれば、投資は積極的にはお勧めしません。
逆に正社員で、ある程度歴史のある会社に勤めており、この先も倒産する可能性の低い会社にいるのであれば、投資をした方が良いと思います。
サラリーマンは、「給料」という毎月決まった収入があり、将来の資金計画も立て易いと思います(銀行が長期の住宅ローンを貸すのも信用の1つと思います)。ただボーナスは、景気や企業業績によって影響を受けますので、ボーナスを充てにした人生設計は避けるべきと思います。
安定した会社で働き、毎月安定的に給料(キャッシュ)が入ってくるという事は、それだけでリスクヘッジになっています。よって貯めたお金をそのまま普通預金に預けて放置するのではなく、少しリスクを取って投資に回した方が良いと考えています。
ETFの定期定額購入が最強か
もちろん投資したお金が1日でゼロになる様な高リスクの商品に投資するのは避けるべきと思いますが、少しずつでも配当収入が得られる商品に投資しますと、将来大きな資産になる可能性があります。
最近では株式や債券市場全体を購入できるようなETFが沢山あり、価格が比較的安定しているETFを選べば、よりリスクの低い投資ができると思います。
個別株を購入した場合、その会社が倒産したら資産価値はゼロになってしまします。どの様な会社でも「絶対倒産しない」という可能性は有りませんし、私も過去に投資した会社が倒産して数百万円の損失を出したことが有ります。
ETFの場合、景気悪化や株式市場の暴落で価格が下がる事は有りますが、資産価値がゼロになる事はほぼありません。若い時から少しずつでもETFを購入して配当金も再投資を続けると、複利効果で加速度的に資産が増えていきます。
また「配当収入」という給料以外の収入があると、気持ちが楽になります。最初に投資の為のお金を貯めるのはキツイと思いますが、数十万円でも貯めて投資を始める事をお勧めします。
年間の配当収入が数千円、数万円、十数万円と増えていくと、その配当収入で支払いや購入できるものが増えてきますので、もっと配当金を増やしたいという思いが強くなってきます。
私の場合、会社に入った時の資産はゼロ(貯金額もゼロで、新入社員の飲み会も払えませんでした)でしたが、入社して5年後には資産が1,000万円を超えました。丁度リーマンショック前の景気回復時期でしたので、タイミングが良かったのもありますが。
人によるかもしれませんが、私の場合資産が多くなったことで気持ちが安定し、仕事により集中できるようになったと思います。お金が無く、借金生活ですと恐らく気持ちは落ち着かず、仕事にも集中できないと思います。