6月が終わり、2024年も半分が終わりました。毎回同じような事を言っているかもしれませんが、年を追うごとに時間が早く過ぎるのを感じます。
私も今年で49歳になり、会社の早期退職制度が適用される50歳まであと1年になりました。本当にあと1年で退職するか分かりませんが、何時でも辞める事が出来る様になったら、肩の荷が下りた気持ちになるのでしょうね。
妻には10年以上前から早期退職する事を告げていますが、先日「結局、何歳まで働くの?」と聞かれ、「最短であと1年位かな…。」と言うと、「ええっ!もう辞めるの?」と言われました。
早期退職する事は分かっているはずなのに、いざ退職時期が近くなると、『もう少し働いて欲しい。』と心の中では思っているのかもしれませんね。
今の資産状況ならば、退職しても十分生活出来ると思いますが、生活費や日々の過ごし方は、退職前に改めて妻とよく話した方が良いと感じました。
6月末の資産残高
それでは、6月末における資産残高を紹介させて頂きます。
<コメント>
・先月末と比較して、資産は300万円近く増加。
・先月から更に円安が進み、外貨建て資産が増加。
・国内株を一部売却した為、減少。
ちなみに2024年1月に立てた202年12月末での目標資産額は、1億6,500万円です。先月早々に今年末の目標を達成し、6月で更に資産が増えています。
資産額の増加は上手く時流に乗ったのもありますが、"円安効果" が最も大きいと思います。直近の為替は、1$=160円を超えており、気分的には資産が増えた感じはしません。
本日のYahooニュースで、7月1日から新紙幣への切替の記事が紹介されていました。記事の中で、市場に出回っていないお金、即ち「タンス預金」についても書かれており、それによると60兆円ものタンス預金があるそうです。
日本人の現金信仰は未だ強い様で、60%が現金支払いを選んでいるそうです。ただしタンス預金もそうですが、円安が進んでいるという事は日本円の価値が無くなっているという事であり、タンス預金の価値も目減りしていると言えるかもしれません。
資産のリバランスをしました
少し前にアメリカの金利高止まりを受けて、米国株式のETFを一部売約して米国債券のETFを購入する資産のリバランスについて報告しました。最近債券利回りが株式の利回りを上回っており、債券価格も過去にない位低下しています。
一方6月は、ソフトバンク社債の一部が満期を迎えた為、その資金をJ-RIETに振り分ける事にしました。REITは色々種類があるのですが、REIT ETF(Nomura NF REIT Index ETF)を購入しています。
米国のREIT ETFは今までずっと購入しているのですが、日本のREITは購入した事がありません。日本はこれから人口が減り続けるので、不動産は余る方向であり、余りポジティブな要素は無いかな、と考えていました。
対してアメリカは、先進国の中でも唯一と言って良いほど人口は増え続けていますし、経済も拡大していく事がほぼ分かっていますので、不動産市場も拡大すると思います。
今回、J-REITを購入した理由は、「インフレ対策と間接的な不動産投資」が目的です。円安が進み、円の価値が下がる一方、不動産などの価格は上昇しています。
もちろん都心のマンション価格の様に地方の不動産が上がっているかと言えば、そうでは無いのですが、地方でも資材単価や人件費高騰で新築住宅の価格は上昇しているみたいです。
不動産投資はそれなりにノウハウが必要ですし、住宅一戸を購入する事になるので、投資単価はペーパーアセットより大きくなります。
REITならば流動性が高く、売買も容易ですし、何よりも利回りが株式や債券より高い事が魅力的です。
リタイア後の生活費は、配当所得で賄うことになります。アルバイトや副業で収入を得る「サイドFIRE」でも良いと考えていますが、配当収入が多いと精神的に安定するでしょう。
リタイアが見えてきたので、これからは配当所得を増やす為、現金比率を下げてREITの購入を進めようかと考えています。