2022年になって早くも2ヵ月が過ぎました。毎月言っているような気がしますが、年を取ると時間が過ぎるのが早く感じます。ただ平日(月~金)の仕事をしている時は、時間が経つのが遅く感じますが、休日はあっという間に時間が経ちます。
資産については2021年12月末には、当初の目標であった1億2,000万円から1,000万円も超えた1億3,000万円に到達する事が出来ました。今年末の目標は、1億4,000万円にする事ですが、年初からERBの利上げやロシアのウクライナ侵攻等で資産が大幅に減少しそうです。
2022年2月末の資産残高
まず初めに2月末時点での私の資産残高を紹介します。今月から各資産の内訳グラフは止め、先月との差を分かる様にしています。
<コメント>
・外国株式を中心に資産は大幅に減少。
・意外に国内株式が堅調。
予想通りとは言えますが、アメリカを中心とする金融緩和縮小とロシアのウクライナ侵攻による国際情勢不安で、アメリカの株価が下落し、それにより先月末から資産が数百万円減少しました。
アメリカの株式については、個別株や株式ETFを持っているのですが、軒並み下落しています。株式以外では、債券(AGG)や不動産(IYR)も持っていますが、債券ETFの値下がりは少なく、不動産ETFの下落は株式ETFよりも大きくなりました。
(FRBの利上げによって)金利が上昇すると、不動産ローンを抱えている人にとっては返済が厳しくなりますし、金融機関も貸出金利を上げたり、審査を厳しくすると思います。結果、不動産ETFの下落幅は大きく、今後不動産市場は暫く冷え込むのかもしれません。
ちなみに不動産ETFであるIYRは毎月一定額の購入をしています。不動産市場が冷え込む可能性がある事から、定期購入を見合わせようかと考えましたが、アメリカは日本と異なり人口増加が続きますので、不動産市場はポジティブに考えており、引続き購入していくつもりです。
今後の投資について
少し前にも書きましたが、IYRや幾つかのETFを毎月一定額購入する事は続けていますが、それ以外の投資は暫く様子見で考えています。株式市場の一時的な値上がり(Dead Cat Bounce)はあると思いますが、暫くボラティティ―が高い状態が続くでしょう。
投資を始めて20年になりますが、今は投資を我慢して出来るだけキャッシュを厚くしていこうかと考えています。市場が何時反転に向かうのか分かりませんが、ある程度状況が落ち着いて、上昇局面に向かっていけば、「買い」に入ろうかと思います。
今はウクライナとロシアの問題が着目されていますが、長期では各国ともにインフレ対策により、金利が引上げられると思います。政府は、株式市場の下落を金利引上げによるものではなく、国際情勢不安によるものと理由付け出来れば、責任転換できるのではないか、と勝手に想像しています。
年始早々2ヵ月の状況をみると、市場にとって2022年は変動が大きい年になりそうです。