月に1回確認及び報告させて頂いている資産状況ですが、昔は確認する頻度が高かったです。少なくとも1週間に1回、多い時は毎日資産の増減を見ていました。その時は、帰宅後にPCを開いて確認するのが日課となっていました。
資産運用をしていると、資産の増減は気になると思います。私も今から13年前のリーマンショックの時は、まだ資産が1,000万円位しかなく、株式など高リスク資産が90%を超えていたので、毎日資産の変動を見て、毎日一喜一憂していたと記憶しています。
13年前と比較すると資産は10倍以上になり、また株式だけでなく債券やETFを組み合わせたポートフォリオにより大きな変動がないため、昔と比べて資産をチェックする頻度が減ったと思います。
一方で資産が大きくなると変動率は同じでも、変動額は大きくなります。例えば資産が±1%の変動があった場合、資産額1,000万円であれば±10万円、1億円であれば±100万円の変動になります。よって最近では、100万円程度の変動は、全く気にならなくなりました。
資産残高状況
では2021年5月末時点での資産残高です。
次に資産の内訳を紹介します。
先月に引き続き株価などが好調の為、先月から約150万円の資産が増加しました。資産が増えていますので、本来ならば喜ぶべき所ですが、インフレによる貨幣価値の低下を考えると『本当の価値』での資産が増えているかは分からないと思います。
またこのまま資産が増え続けると、今年の目標であった『2021年12月末で1億2,000万円』が直ぐに達成できそうです。今年はまだ半年も残っていますので、上手くいけば1億3,000万円も行くかもしれません。
ETFの定期定額買付から1年
コロナショック後に数百万円資金を投入し、アメリカの高配当ETFであるVYMを購入しました。VYMについては、その後追加資金を投入していませんが、以下のETFを1ヵ月に1回、定期定額買付を行っています。
IRY i-シェアーズ 米国不動産ETF
VIG バンガード 米国増配株式ETF
VT バンガード・トータル・ワールド・ストック ETF
定期購入を始めたのが2020年5月ですので、丸1年が経過しました。3つのETF合計で毎月40万円~50万円投資していますので、1年間で500万円以上資金を投入した事になります。
3つのETFのこれまでの平均取得価額と6月1日現在の価格を以下に示します。
何れのETFもコロナ後の市場の上昇を受けて、現在価格が平均取得価格を上回っています。価格上昇が最も顕著なのは、IYRで、上昇率が20%近くあります。不動産市場も好調なのでしょう。
株式市場も合わせて「そろそろバブルがはじけるだろう」と言われていますが、現在の所全く下がる気配がありません。
含み益が順調に増えているので、投資は上手くいっていると言えるのかもしれませんが、暴落するタイミングで大口の買い入れをしたいので、出来れば大きく下がって欲しいと考えています。
株式や商品が好調なので、債券ETFを買おうかと考えていますが、債券も価格下落が見られない為、待ちの状態が続いています。債券、株式、不動産、商品と全ての金融商品が上昇しているという事は…貨幣の価値だけ下落しているのかもしれません。