今年で私も50歳になりますが、子供も小学校を卒業して中学生になります。自分が20歳台の時に生まれた子供であれば、50歳で大学も卒業しているのでしょうが、我が家の場合子供が独立するまであと10年はかかりそうです。
子供が生まれた時、私は37歳でした。子供が生まれた当時は、定年まで勤めるのかとぼんやり考えていたので、「子供が22歳で大学卒業した時、自分は59歳か…定年ギリギリセーフだな。」と考えたものでした。
結局子供は1人だけだったのですが、もし2人目、3人目が生まれていた場合、リタイア計画は違っていたと思いますし、そもそもリタイアする気も無かったかもしれません。
逆に子供がもっと早く生まれていれば…と思う時があります。会社では、50歳前半で子供が独立して、55歳辺りで孫が生まれている人も居ます。
子供が早く独立した人を見ると、「子育ても終わり、親としての役目を果たしたので何時でもリタイアできるのだろうな…」と羨ましく思う時があります。
ただ若くして子供が出来た場合、給料も安いのでお金は貯まらず、投資に回す資金も確保できないので、子供が独立した時にリタイアに必要な資産を築くのは難しいでしょう。
確かに「もっと早く子供が出来れば良かったなぁ。」と思う一方、実際に若い時に子供が居たら、老後の計画自体変わっていたでしょうね。
子供が中学生になる事もありますが、あと他にもいくつかイベントがあり、今年は我が家にとって一つの区切りとなる年となりそうです。
私自身、今年50歳になったのを機にリタイアしたい気持ちがあるのですが、現実的には子供が大学に入学するタイミングでリタイアするのが最も良いと感じています。ただ現実的に今の仕事をあと6年も続けるのか…と思うと正直気が重くなりますね。
「あと6年働いてほしい」の意味するもの
今年はいくつかのイベントがある、と書きましたが、1つ大きなイベントは、「引っ越し=住居の変更」があります。
実を言うと、最近子供が進学する中学校を考えて、住居を変えました。今まで通っていた小学校と同じ校区にも公立の中学校があるのですが、色々情報収集した結果、別の私立中学校に進学させる事にしました。
もちろん、子供の意見を聞いた上での決断です。ただ同じ小学校に通っていたクラスメートの1/3は別の中学校に通うそうで、同じような考え方を持つ人がいるのでしょうね…。
ちなみに進学する中学校は中高一貫になります。今の家に引っ越しした後は、大学に入るまで転校する予定もなく、高校卒業までリタイアしたとしても今の街にあと6年は住むことになりそうです。
という事で最近まで引っ越しや子供の進学に伴う手続き、塾の変更など中々落ち着かない状況が続いていました。ただ私は相変わらず仕事に追われていましたので、殆ど妻が対応してくれました(妻には感謝しかないですが)。
妻も受験や引っ越しなどが終わり、ようやく気持ちも落ち着いたようです。ただ引っ越しは準備も含めて大変だったので、「これからあと6年間はここで生活するから。貴方もあと6年は働くのでしょうね。」と言われました。
妻には、以前から最短で今年退職する可能性もある事を言ってきたのですが、本音では子供が大学に入るまでは仕事は続けて欲しいと思っているのでしょう。
また子供が中学、高校生でいる間、父親が仕事もせずにぶらぶらしているのは教育上良くないと考えているのかもしれません。
10年前から「50歳になったら、何時でも会社を辞める可能性がある。」と言ってきましたが、いざその時が来たら反対されるのかもしれませんね…。