2025年も1ヶ月半が過ぎましたが、1月には新たな目標設定をしました。ただ中身を見ると、以前と比べて余り目新しいものは無いことに気づきました。数年前から毎年上げている目標として、
①(その年末時点での)金融資産額
②不労所得
③日商簿記1級の勉強、受験
④英語のスキルアップ
がありますが、これらは3年前から変わっていません。①や②の目標については毎年金額が上がっているので良いのでしょうが、③や④は進捗が見られない所です。
特に④の英語のスキルアップについては、仕事に慣れて時間に余裕ができるだろう、と考えて設定するのですが、最近では1~2年で忙しい部署へ異動になり、目標未達で終わるのが常になっています。
5年前を振り返って
過去の記事でも紹介しましたが、私がアーリーリタイアを決めたのは、5年前の2020年の時です。この時、突然の病気で約1週間の入院生活を送ることになり、その時に色々考えた上でアーリーリタイアを決断しました。
ブログを始めたのも同じタイミングで、以後毎年年初に目標設定をするようになりました。また入院中は、やる事が無かったので沢山本を読むことが出来ましたね。
あれから5年経ちますが、仕事以外で新しい事に取り組むモチベーションが明らかに低下していると自覚しています。あの時(入院時)の高いモチベーションは、どうなってしまったのか…。
新しい事に対する興味や取組へのモチベーション低下は、仕事が忙しくなりすぎた事と、それ以外の要因があります。
・ゆっくり考える時間が無い。
・携帯電話(スマホ)を触る時間が増えた。
そもそも入院中は、仕事はおろか、身の回りの事も殆どする必要が無く、時間を持て余していました。また当時はスマホも古く、電話やLINEしか使っていませんでした。
入院前に治療期間と内容を聞いていたので、沢山の本を図書館から借りて入院中はずっと読んでいました。その時借りた本の中には、哲学書の様なものも幾つかり、この時読んだ本から色々吸収できたと感じています。
今であれば、平日は仕事に追われ、休日は家でゆっくりしたいので、とても当時のような難しい(頭を使う)本を読むことはできないでしょうね…。
これがリタイア後であれば、難しい本を読んでも、時間もたっぷりあるので頭に入っていくでしょうね。更に本から得た情報から良い物を選び、自分の行動に落とし込むことができるでしょう。
今振り返って考えてみると、入院生活の後半には、病気で入院中にも関わらず、「新たなことに挑戦してみたい。」という気持が湧き、モチベーションが非常に高かったと記憶しています。
今の状況を考えると…
今の状況を考えると、当時のモチベーションは全くないと言えるかもしれません。モチベーション低下の最大要因は、「自由な時間が無い事」になりますが、仕事を続けている以上、現状を変えるのは難しいでしょう。
以前読んだ本で、自分の人生を振り返る為に、一度仕事から離れて休養を取る「サバディカル」という仕組みがあるのを見たことが有ります。
私にとって5年前の入院生活は、短い「サバディカル」だったのかもしれませんが、もし今の状態から新たなことに取り組むのであれば、早めにリタイアするしかないのかもしれません。
あと「携帯電話」についてですが、現在使用しているものは2年前に買い替えたとはいえ、前の携帯電話と比べて性能も良いので、触っている時間が増えていると思います。
前の携帯電話は、その当時で5年以上使っていたので動作が遅く、動画やゲームなど全く見ることは無かったのですが、今の携帯電話になって暇なときに動画などよく見るようになりました。
待ち時間などの「時間つぶし」には良いのですが、やるべきことを中断して、携帯電話を触っている時があり、これが新たな事に対するモチベーション低下につながってるような気もします。
もちろん、携帯電話も何か興味がある事を調べるのに役に立ちますので、必ずしも悪い影響だけではないと思いますが、「暇だから携帯を開こうか…」という状態は減らした方が良いのでしょうね。