最近恒例の光景になっていますが、会社に行くと必ず1日に1回はコロナウィルスの話題が上がります。私が住んでいる県は、都会と比べて患者数は少ないのですが、以前より状況は悪化していますので、皆さん脅威に感じています。
以前はコロナウィルスとは殆ど無縁で、他人事のような気がしていましたが、同じ事務所で働いている人が「濃厚接触者(陽性者ではない)」になったと聞いた時、正直驚きました。
会社での職域接種
会社主導で行っている職域接種ですが、大手企業は6月頃から開始していたようす。私の会社は大手ではないですが、国内外に拠点があり、事業所によっては、数百人規模の従業員が居ますので、地域別に職域接種を行っています。
私の会社の職域接種は、まずアンケートに答えて接種の希望者を募り、人数がある一定の人数に達したら、希望者のみ接種する事になっています。ちなみに持病を持っている人は、職域接種の非対象者で、かかりつけ医で接種してもらう事になっています。私の会社での職域接種は、以下の様な感じです。
・ワクチンは、「モデルナ製」
・希望者のみ接種可能
・持病など持っている人は、かかりつけの病院で接種
・60才以上、50才以上を優先
・50才未満の中では、現場の人を優先
・それ以外の50才未満は最後。タイミングはバラバラ。
私の場合、50才未満で持病も無く、現場の業務から外れているので、最も優先順位が低いです。また、我々の様な管理者は居なくても会社は回りますが、現場の方が居なくなるとメーカーは稼働を止める必要がありますので、現場優先は当然でしょう。
海外でも従業員がコロナに罹ったり、国全体がロックダウンして、工場が停止している国もあります。工場が停止になりますと、製品は作れず、出荷もできない為、会社は売上や利益が出なくなります。
ちなみに職域接種を含めたコロナウィルス対策は、会社全体で取り組んでおり、各事業所の人事/総務部門が事務局となって対応されています。彼らは通常業務にプラスしてコロナ対策に追われており、業務負荷が高くなっています。
会社としては事務局だけでの対応は大変なので、各部署から応援人員を要請、派遣しています。応援者の方は、主に間接部門の方々ですが、急に慣れない業務に対応しなくてはならず、大変と思います。
接種した後の状況
私は、ワクチン接種を1回目に7月末、2回目を8月末に受けました。モデルナ製は、ファイザー製と比べて接種後に体調不良となる人が多いと聞いていたので、少し心配していました。
結果としては、1,2回目共に接種した腕が痛くなった位で熱も出ず、体調不良にはなりませんでした。人によって接種後の症状は異なる様で、多くの人が接種したその日か翌日に38℃以上の熱が出ていました。
稀なケースですが、40℃近くまで熱が出る場合もあり、最もひどい人は1回目の接種でアナフィラキシーになって救急車に運ばれた事例もあったようです。流石にその方は、2回目の接種は受けないようですが。
腕が痛くなった位で、全く後遺症が無かったのは、「体が丈夫だからか?」とも考えましたが、私よりも若く、健康そうな人が39℃以上の熱が出ていた所をみると、体質的なものなのでしょう。逆に「後遺症が無いと、ワクチンの効果が得られていないのでは?」とも考えましたが、そうでもないようです。
毎年ワクチン接種を受ける事になれば、正直面倒と思います。ただ罹った時の事を考えると、仕方がない事なのでしょう。早くワクチンを打たなくても良い様な治療薬が開発されると良いですね。