『千里の道も一歩から』と言いますが、金融資産1億円を目標にしたとしても最初は僅かな預貯金から始めるのが一般的と思われます。
もちろん中には "相続により大金を手にした人" や "宝くじで数億円当たった人" もいるでしょうが、一般的ではないでしょう。
「金持ち父さん、貧乏父さん」の投資法にあるように、手持ちのお金は無くても銀行からの借入金を利用し、レバレッジを効かせて不動産投資をする事により、数年で金融資産1億円に到達する人もいるかもしれません。

達成感が大きい資産額
私も今では金融資産2億円に到達しましたが、25年前会社に入社した当時は投資はおろか、預貯金も全くありませんでした。
大学時代お金が無い事で苦労していましたので、会社に入る前から投資をするつもりで
・生活費を切り詰め、給料の50%以上、ボーナス全額を貯金
・貯金額が100万円を超えた時に証券会社に口座を開設
・貯めた現金をほぼ全額株式へ投入
という感じで、最初の数年間はかなり極端な生活をしていたと思います。
当時は会社の寮に住んでおり、住居費や水道光熱費、寮での食事は全て給料天引きでしたので、会社と寮の往復だけであれば、全く現金を使う機会が無かったのが良かったと思います。
おかげで資産は順調に増えましたが、過去を振り返って、
「資産が幾らになった時、達成感が大きかったのか?」
と思い返してみました。
資産はその金額によって、100万円、500万円、1,000万円、3,000万円、5,000万円、1億円…など段階があると思います。
有名な野村総合研究所のピラミッド図では、
・3,000万円未満 マス層
・3,000~5,000万円 アッパーマス層
・5,000万円~1億円以上 準富裕層
・1億円~5億年 富裕層
・5億円以上 超富裕層
という区分になっていますので、3,000万円を超えてマス層を抜けた時、又は大台の1億円を超えた時に最も達成感が大きいのではないか、と思われます。
私の場合
過去を振り返って、私が最も達成感が大きかったのは、1,000万円 に到達した時と思います。もちろん、大台の1億円に達した時もそれなりの感動がありましたが、1,000万円の時の方が大きかったような気がします。
ちなみに1,000万円に到達したのは、30歳の時と記憶しています。「預貯金0の状態からとうとう資産も1,000万円に達したか…。」と思うと共に、何となく優越感に浸っていました。
約20年前の事ですし、当時は働き方改革はおろか、"パワハラ" という言葉自体浸透しておらず、部署長から無理難題を言われることも結構ありました。
そんな時に資産が1,000万円ある事が一種の精神安定剤になっていたかと思います。もちろん1,000万円程度では会社を辞める事は出来ないのですが、
・会社の中でも1,000万円持っている奴は殆ど居ないだろう。
・威張っている上司も俺より預貯金は少ないだろう。
等と想像を膨らませていました。まあ、ある意味 "優越感に浸っていた" と言えるのかもしれません。
その後金融資産は増え続け現在に至るのですが、多分3,000万円を超えた辺りから他人と比較する事に興味が無くなったように思えます。
世帯数で考えると、金融資産を1億円以上所有してるのは2~3%しかいない訳で、お金の感覚が一般の人から離れていくと思います。
先日も会社の同僚が600万円の住宅ローン残高の返済に四苦八苦している話を聞いて、「それは大変ですね…返済額を捻出するのも苦労しますねー。」と話を合わせていました。
市況によっては、1ヶ月で私の資産は数百万円増減する為、600万円と聞くと余りピンと来ないのですが、そんな事を他人にも言えませんし…。
現在、資産は1回/月で確認していますが、資産の増減に対する喜びやショックといった感情がほぼなくなり、ただの数字の増減を見ているような気もします。