10月もあと残り1週間。11月、12月と今年も残り2ヶ月になりました。先日会社で四半期毎に行っている業務報告会があり、部下に
「次回の報告は来年の1月だね。」
「次回は昨年同様に○○の資料、そろそろ作り始めようか。」
と言った所、
「あー。あれからもう1年経つんですね。あっという間でもう年末ですねかぁ。」

と言われました。「年を取ったら1年があっという間に過ぎる。」と言いますが、部下はまだ30歳位なのですが、20歳も違う私と同じように時が過ぎるのが早いと感じているのでしょうね。
「リタイアするする詐欺」とは
私も今年で50歳になりました。5年前の2020年に立てた目標は、
2025年12月末までに
・金融資産 2億円
・年間不労所得 500万円
としていました。金融資産は、今年退職した際にもらえる(割増金を含む)退職金の見積額を加えると、達成できる見込みです。
過去の記事では、「早くて50歳、遅くても55-56歳でFIRE(アーリーリタイア)する。」と言っていましたが、金融資産だけ考えると、今年にはFIREできるといえます。
ただ現在の不労所得見積額は200~300百万円と目標に達していない為、今年退職した場合、金融資産を取り崩しながら生活する事になります。
一方で2億円の資産を取り崩したとしても、現在50歳であと40年生きるとして、
2億円 ÷ 40年 = 500万円/年
使う事が出来ます。これにアルバイト代だったり、65歳からもらえるであろう、年金も考えると年間700万円位は使えそうです。
そう考えると、「すでにリタイア可能なのでは?」と思ってしまいます。事実、今の金融資産であれば、死ぬまでに資産が無くなる可能性はほぼないと思います。
一方で、他のFIREをされた方の動画やブログを見ることが有りますが、FIREを目指して倹約生活と投資で金融資産を増やしても、結局何らかの理由をつけて働き続ける人が多いようです。
働き続ける理由は人それぞれで、
・リタイア後、資産が減る(取り崩す)恐怖。
・インフレや株価暴落への恐怖。
・お金を貯めた事で仕事のストレスが無くなった。
というものがありました。目標資産額に達しても働き続ける人に対し、『リタイアするする詐欺。』というコメントもあり、既にFIREした人からすると、「そこまでお金を貯めてどうするの?」と思うみたいです。
FIREのタイミングは、家族と相談して
では、「50歳になった今年にリタイアするか?」というと、恐らくしないと思います。仕事でよほど辛い事があれば、その可能性はあると思いますが、現状維持ならば「まあ、いいか。」と考えています。
じゃあ「65歳まで働くのか。」というとそれも無いと思います。「まあ、いいか。」と思いつつも、仕事のストレスはそれなりにありますし、給料は高いとはいえ仕事だけのつまらない人生には嫌気がさしているからです。
家族には、リタイアする事を昔から言い続けている為、私がFIREするを認識しています。これがもしリタイア直前に言ったのであれば、それなりに反対されると思います。
妻には凡その資産額や毎年の不労所得を伝えており、「今直ぐ退職しても生活に困ることは無い状況」である事は、妻も理解していると思います。
ただ「今年にリタイア」というのは了承されておらず、以前家族と話をした結果、了解をもらっているリタイアのタイミングは、「子供が大学生になった時。」です。
普通の家庭であれば、「子供が就職した(自立した)時」なのかもしれません。ただ子供が大学を卒業する時は私は59歳になってしまいますし、もし大学院に行く事になったら、それはもはやFIREでは無いと思います。
子供には、「できれば学費の安い国立大学に行ってほしいけど、無理ならば私立でも良いよ。」と言っています。ただ、「私立の医学部だけはやめてね。」ともお願いしていますが…。