普通のサラリーマンがアーリーリタイアを目指す場合、なるべく支出を抑え、貯めた資金を投資するのが一般的と思います。人生の3大支出には、①住宅ローン、②子供の教育費、③老後資金が有りますが、アーリーリタイアというのは、この内「老後資金」に焦点を当てたものと考えています。
上記3支出の内、住宅ローンについては最もコントロールし易い支出かもしれません。一方で教育費については、親の都合で子供の可能性を無くすつもりはなく、我家では子供には出来る限り好きな事をさせようと考えており、一般的な家庭より費用が多くかかっていると思います。
中学受験をするか
どの家庭でも子供の進路には頭を悩ますのではないでしょうか。小学生で既に将来なりたいものが明確に決まっていれば良いのでしょうが、親がより良い方向に導くというのが一般的なやり方かな、と思います。
都会では「中学受験」は当たり前と思いますが、田舎ではそれ程一般的ではありません。私が住む街にも中高一貫の私立学校がありますが、正直中学受験をさせるか迷っている所です。
都会であれば、高校のレベルは公立より私立の方が高いのが普通と思いますが、田舎では地域で最もレベルが高いのは、公立高校となっています。よりレベルが高い私立の中高一貫教育を受けさせたい為に、田舎から新幹線通学で都会の学校に行く生徒もいるようです…。
私が住む街での中高一貫校を受験するメリットとデメリットを考えてみました。
【メリット】
・高校受験が無い。
・地域では中の上のレベル。
・規律が厳しく、校内暴力等の心配がない。
【デメリット】
・学費が高い。
・中高6年間は、同じ人と過ごす事になる。
・高いレベルではない為、難関大学への進学は困難。
中高一貫校がレベルの高い(地域で一番)学校であれば良いのですが、普通の公立よりは少しレベルが高いという事なので、都会と比べて中学受験をする理由が微妙な感じと思います。
ただ公立の中学校には、様々なレベルの生徒がおり、場合によってはイジメや校内暴力などで学校が荒れる事もありますので、それを嫌って中高一貫の学校を受験する家庭が増えている様です。
都会に転勤した時がチャンス?
私の会社には、都会に転勤したタイミングで家族も一緒に引っ越しをして、子供は都会の学校に通う家庭がいます。ここまではよくあるケースなのですが、都会から元いた田舎に再び転勤になった時、母親と子供が都会に残るケースがあります。
結果、家族は都会に残ったまま、父親だけが引っ越しして田舎に単身赴任する事になります。最初の「田舎⇒都会」の転勤時に田舎に家を持っていたとしても、その家を売却して元居た田舎には戻らない人もいます。
私の会社では、工場がある田舎が最も従業員が多いのですが、田舎から東京に転勤になったとしても、数年で再び田舎に戻る事が多いです。
ただ、子供の教育を考えると選択肢が多い都会にいた方が良いと思いますし、都会への転勤が子供の進路の選択肢が広がるチャンスになるのかもしれません。
「もし都会に転勤になった時、どうする?私だけ単身赴任するか?」という話を以前妻とした事がありますが、やはり都会に行くと進路の選択肢が広がるという事で、家族同伴で引っ越しするとの事でした。
ただしこれは子供が小中学校の場合であり、高校生になっていれば、転校するのは難しいので、私だけ都会に単身赴任になりそうです。
タイミング次第ですが、今会社から都会へ転勤を言われたら、妻は喜んでついてくるような気がします。ただ、私として都会では気軽に釣りに行けなくなるので、残念な気もします…。