先日2月28日に実施される日商簿記の試験申し込みをしました。ネット受験でも良かったのですが、今回は筆記にこだわってみようと思いました。
ネット受験が出来る会場は、私が住んでいる街からは遠いので、受験料以外に交通費もかかります。またネット受験は何時でも受験できますので、筆記試験に落ちた時にその後直ぐに申し込もうと思います。
簿記の勉強法について調べてみた
簿記の試験勉強は、過去に取得した国家試験と比べると勉強にかける時間は非常に長いです。今まで取得してきた国家資格の中には、合格率が20%以下のものもあり、難易度は簿記2級と変わらない資格も多いです。
ただいずれも技術系の資格であり、私にとっては学生時代や社会人で学んできた基礎知識がありますので、簿記の様にほぼ知識ゼロの状態から勉強するのではありませんでした。
商業簿記の知識が無かったので、3級の勉強を始めた時全て新しい言葉ばかりで理解するのが大変でした。むしろ2級の方が過去に工場の現場管理者だった時の工業簿記の知識が有った為、知っている言葉が多く、馴染みやすかったです。
ほぼ知識ゼロでしたので、最初簿記の勉強をする前にネットで試験対策について調べてみました。簿記を勉強する場合、全く独学でやるか、簿記の学校に通う方法が有る様です。
全く知識ゼロの場合は、基礎知識を学びためにも簿記の学校に行った方が良い事が書かれていました。簿記の学校を勧める理由としては、
①資格取得のための効率的な勉強できる
②簿記の正しい理解が出来る
が挙げられていました。独学で勉強する場合、どうしても非効率になってしまい、場合によっては間違った理解の仕方をする可能性があるそうです。ちなみに簿記関係の学校としては、「大原」や「TAC」が有名みたいです(シロウトですいません)。
東京など都会に住んでいる方は、会社帰りに簿記の学校に通って、講習を受ける事が出来るのでしょう。私が住んでいる街には、その様な簿記の学校は無く、結局独学するしか無かったです。
ただ最近ではオンライン講座も有る様で、将来もっと理解を深めたいと考えた時は、利用しても良いかもしれません。
私の勉強方法
私の勉強方法は、「ひたすら書く」ことです。ノートにまとめるという訳ではなく、ひたすらA4のコピー用紙に書き続けます。書く内容や順序としては、
①テキストの内容を読み、ポイントを紙に書く
②テキストの問題を解き、間違った箇所を書く
③過去問を解く
のような感じです。ちなみに過去に取得した資格試験の勉強でも同じ手法で対応していました。読むだけでは記憶に定着しにくく、何度も書くことで覚えるようにしています。アナログ的な方法ですが、私にとってこの方法が一番合っています。
またネットで調べた簿記の勉強方法では、「テキストと問題を5回繰り返す事」と書かれていました。今は丁度2回目の勉強が終わり、3回目をやっていますが、回を増すごとに理解が深まっていくように感じます。
使用するテキストについては、「色々試すのではなく、どれか1つに絞ってそれをマスターする事」と書かれており、昨年購入した「スッキリ」シリーズのテキストを使って勉強しています。
3級の試験で利用したテキストは、15年前に受験を一度考えた時に購入した古い物を使っていました。15年前のテキストですと、かなり現状と異なっています。例えば15年前では『資産、負債、純資産』という言い方ではなく『資産、負債、資本』という表現になっていました。
簿記の内容は改定される事が多いので、テキストはなるべく最新のものを使った方が良さそうです。2月28日の試験まであまり時間がありませんが、テキストは最低でも4回読んで、残り2週間で過去問に取り組もうと考えています。