サラリーマンで、「節税」と聞いて思い浮かべるのは、NISAやIDeCo、ふるさと納税でしょうか。
自営業者であれば、様々な費用を"経費"という形で売上原価に組み込むことができるのですが、サラリーマンというのは「源泉徴収」という形で給料から税金が差し引かれており、利用できる節税は限られています。
我が家では、NISAは利用していますが、IDeCoは利用していません。利用した方が節税効果があるので良いのは分かっているのですが、60歳以降でないと下ろせないというのが嫌でやっていません。
もう少し若い時にIDeCoを検討したこともあるのですが、「60歳まで下ろせないのであれば、自分で運用した方がいいや。」と思い、現在に至っています。
久々に復活したふるさと納税
ふるさと納税については、数年前にはやっていたのですが、仕事が忙しくなって余裕が無くなったことと、妻が医療費控除を受けるために確定申告をするようになり、止めてしまいました。
確定申告する前は、「ワンストップ納税」を利用してふるさと納税を頼んでいたのですが、医療費控除も一緒に受けるためには確定申告手続きが必要になりました。
自分で確定申告すればよいのですが、(これまた言い訳ですが)仕事が忙しく、妻に頼んでも「面倒なので、自分でやってよー。」とつれない返事…。
ふるさと納税は、サラリーマンが利用できる数少ない節税なのだが…と思いながら、数年が経ってしまいました。
そんな感じで今年も何も利用せずに過ごしていたのですが、ある日突然妻から「ふるさと納税やらないの?ちなみに今年は医療費控除の確定申告無いから。」と言われました。
今年も終わりに近づいたこの時期に言われても…と思いましたが、妻から詳細を聞くと、子供のママ友からふるさと納税のお得さを色々聞かされて、急にやりたくなったようです。
10年位前に私がふるさと納税の仕組みとお得さを説明しても殆ど聞いておらず、返礼品の品物についても全く興味を示してこなかったのですが、ママ友から聞く話は耳に入るのでしょうねぇ。
という事で、年末も差し迫った時に、肉や魚介類をふるさと納税で頼みました。「今まで何だったんだ。」とも思いましたが、妻が興味を持ってくれるのは良いことなのでしょう。
冷凍庫も購入しました
急に肉や魚介類を返礼品として頼んだのは良いのですが、一気に食べられるはずもなく、冷凍保存することになりそうです。
ただ我が家の冷蔵庫の冷凍室は、妻が買い置きをする性格なのでいつも満杯で追加で入れる余裕はありません。
妻から冷凍庫の容量に余裕が無いことを聞かされていたので、今年初めに冷蔵庫を買い替えた際、なるべく冷凍室の容量が大きいものに買い替えたのですが、まだ足りないようです…。
結局、冷蔵庫とは別に「冷凍庫」を購入する事になりました。値段は3万5,000円とそれほど高くは無いのですが、結構痛い出費です。
冷凍庫の購入もですが、ふるさと納税を頼んだので、今月の出費はかなり増えそうです。ふるさと納税については来年度の税金が控除されるので、一時的な出費と言えますが…。
投資で数百万円の取引や資産額の増減はほぼ気にならないのですが、現金で何か数万円の物を購入したら、「うわぁー今月はお金を使いすぎたな…」と思ってしまいます。
私自身、ここら辺の金銭感覚がおかしいのでしょうが、生活水準を一度上げたら下げるのが難しいので、ふるさと納税の返礼品を酒の肴にして、年末年始の出費は抑えようと考えています。