ネットにはアーリーリタイアに関する記事やブログが沢山あり、私も参考にさせて頂いている内容も多いです。アーリーリタイアとは言っても、リタイアする年齢やスタイルは様々であり、人によって違うので何が正解か分からないと思います。
有名なブログの中には、18歳から30歳近くまで工場の正社員として働いて、約2,000万円貯めた資産を全額投資し、配当やブログ、雑所得等の収入でリタイアを達成している方がいます。この方は、月1万円という格安のアパートに住み、趣味のゲームを毎日楽しんでいるようです。
またこの方は働く事が本当に嫌いらしく、働かず稼ぐ方法を日々研究されており、様々なキャンペーンを利用して、ポイントやキャッシュバックをゲットしています。その時間をアルバイト当てれば、もっと効率的に稼げると感じるのですが、働く事自体が嫌いなので、ある意味徹底しているなぁ、と思います。
50歳、5,000万円の金融資産でもリタイア可能か
以前、ある知人が「50歳、預貯金5,000万円」でリタイアした方がいらっしゃいます。その方は元は郵便局に勤めていたのですが、ノルマがきつくて50歳になったらリタイアしようと考えていたそうです。
ちなみにこの方には2人のお子さんがおり、今は社会人と大学生で家を出て、それぞれ1人暮らしをしているそうです。よって、家には奥様と2人暮らしとの事です。
大学生であれば、仕送りや学費などでまだお金がかかりそうですが、今リタイアするという事は、学費の目途が立ったのか、お子さんが奨学金を利用しているのかもしれません。知人の家計を見た事が無いので実情は分かりませんが、50歳で5,000万円の金融資産を持っているのは、世間では優良な家計と思います。
また家も賃貸ではなく、持ち家なので資産5,000万円でもリタイアできると踏んだのでしょう。ちなみに年金が出る65歳まで今の金融資産だけで生活したとすると、支出を年間300万円として、
300万円 × 15年間 = 4,500万円
になりますので、現在の預貯金でも足りることになります。知人の奥様が働いているか分かりませんが、パートなどで生活費を少しでも稼いでいるのであれば、更に余裕が出る事になります。ちなみに手取り300万円というと、総支給で400万円近くになると思います(総支給400万円で、手取り315万円だそうです)。
400万円というと、サラリーマンの平均年収ですので、贅沢をしなければ生活できるレベルなのでしょう。特に今は奥様と2人暮らしなので、意外に余裕のある生活を送れているのかもしれません。ちなみに我家も年間の生活費が300万円位で推移しています。子供が生まれる前の社宅暮らしをしていた時は家賃がかからないので、年間の生活費は200万円を切っていたと思います。
我家の場合(教育費がチョット怖い)
我家の場合、現在の年齢は46歳で金融資産は1億2,000万円なのでかなり余裕があると思います。ただし、子供がまだ小さいので、これから教育費が沢山かかると思います。子供は1人しかいませんが、普通の家庭より習い事が多く、教育費はかなり高くかかっていると思います。
子供の将来を考えると、好きな事は何でもさせてあげたい気持ちがありますが、教育費には上限はなく、お金がかかる事を全てやると、ドンドン資産が無くなっていきます。また子供の進路については余り口出しをしていませんが、妻は中高一貫の私立に行かせたいと考えている様です。
中学、高校、大学で私立に行く事は反対していませんが、『私立の医学部だけはやめてよ~』と言っています。恐らく私立の医学部に行った場合は、今まで貯めた金融資産が殆ど無くなると思います。今の所、子供は医者には興味が無く、助かっていますが…。