リタイア後にしたい事は色々ありますが、旅行や釣りなどある程度繰り返すと飽きるような気がします。旅行については、お金もかかると思いますし、頻繁に行くことは難しいと思います。
現状、アーリーリタイアとはいっても少し働く「セミリタイア」を想定しています。ストレスのない範囲で働き、月10万円位稼いで、社会とのつながりを維持しようかと考えています。
その一方で、リタイア後は今までできなかった何らかのボランティア活動をしようと考えています。自分の特技や趣味を通してボランティアをすれば、それなりに人生にも活力が出るのではないか、と考えています。
海外では子供の時からボランティア活動に参加する仕組みがある様で、日本は「何か社会貢献をする=働く」という意味合いが強く、中々ボランティア活動に結びつかないのかもしれません。
サッカーチームのボランティアとは
現状、考えているボランティアで比較的取組みやすそうなものは、「サッカーチームのボランティア」です。妻がサッカーを見るのが好きで、妻と子供は地元のプロサッカーチームのサポーターになっています。
私自身、他人の勝ち負けに(自分の)気分を左右されるのが嫌なので、サッカーチームのサポーターになる気はありませんでした。応援しているチームが勝つと妻の機嫌が良いので、心の中では応援していますが…。
地元のチームは、一応Jリーグ組織に入っていますが、スポンサー企業が少なく、何時も資金不足で下位に低迷しています。妻からは、「あなたの会社もスポンサーになりなさいよ。」と言われますが、社長や広報でも無い私にどうする事もできません。
地元チームのHome Pageを覗いてみると、ホームゲームの時に協力するボランティアを募集しています。スタジアムに行った時は、チケットの販売や観客の整理、ごみ収集など沢山のボランティアの人を見る事ができます。ボランティアの年齢層は、高校生くらいからシニアまで幅広い年代の人が居らっしゃいます。
ボランティアをしているとサッカーのゲームを見る事が出来ませんが、ボランティアを通じてチームを応援できますし、何より地元への貢献も出来ると思います。また「地元のチームを応援する。」という分かり易い目的で働くのであれば、他のボランティアの方々ともよいコミュニケーションが取れるのではないか、と考えています。
青年/シニア海外協力隊はどうか
サッカーのボランティアは、妻と同じ趣味を持つという事で選択肢に上げています。一方で昔から挑戦してみたいボランティアの中で、「青年海外協力隊/シニア海外協力隊」があります。
青年海外協力隊/シニア海外協力隊とは、JICA(独立行政法人国際協力機構)が派遣する制度で、開発途上国で現地の人々と共に生活し、同じ目線で途上国の課題解決に貢献する活動を行うそうです。年齢や経験で分かれるようですが、恐らく私の場合シニア海外協力隊になるのでしょう。
かなり昔の事になりますが、以前会社から駐在員として海外へ派遣された事があります。その時派遣された国は、先進国だったので生活自体は全く問題なく、日本より快適に働く事が出来ました。
駐在員として働いたのは数年間で、その後出張で発展途上国にも行きましたが、どの国でも問題なく仕事や生活が出来ました。性格的なものもあるのでしょうが、日本とは全く別の社会、考え方に接する事に対して良い刺激になり、時には日本よりも過ごしやすいのではないか、と思う時があります。
青年海外協力隊の場合、かなり厳しい環境に行く可能性もあるので、挫折する可能性もあるかもしれませんが、アーリーリタイアを達成した時には、挑戦してみたいと考えています。ただ妻からは、「私は行かないから、1人で行ってきてねー。」と言われていますが。