今年初めに日商簿記2級に合格するまで断酒をしました。2ヵ月位の期間であり、過去にない位の長いの断酒期間だったと思います。元々お酒は好きな方で、昔は毎晩晩酌していました。お酒が好きとは言っても、「飲み会」は好きではなく、家でまったり飲むのが好きです。
過去には仕事のストレスからお酒の力を借りて眠る(寝酒)事をしていましたが、徐々にお酒の量が増えて健康診断の数値も悪化した為、病院に通って途中から睡眠薬に切り替えました。睡眠薬を飲み始めた時は、平日は睡眠薬、週末は晩酌という生活を続けていました。
この時は現場を管理する部署長でしたので、「毎日朝早く必ず起きて、会社に行かなければならない。」という強迫観念があり、何としてでも眠らなければならないという気持ちが強かったと思います。ただ思いが強いばかりに、逆に眠れなくなり、お酒や睡眠薬に頼る生活になっていたと思います。
お酒を断つと頭がスッキリする
平日、お酒から睡眠薬へ切替えた事で、翌朝の寝覚めが良くなりました。平日は仕事があるので、朝から頭を効率よく働かせたいという考えがあります。一方でお酒を飲んだ翌日は、頭の動きが悪く、明らかに仕事の効率が悪いように感じます。
特に飲み過ぎて二日酔いになった時は最悪で、午前中は仕事にならない時もありました。現場の部署長だった時は、1つの決断が会社の損益に影響を与える為、なるべく頭の中をスッキリさせるように心がけていました。ただ、ストレス解消の為の飲酒は中々止められず、無理やり寝る為にお酒の量も増えていたと思います。
しかし晩酌により、40歳前後の健康診断で肝機能の悪化が見られたので、「これはマズイ」と思い、心療内科に行って、睡眠薬を処方するようになりました。平日は晩酌から睡眠薬、ストレスも考えて週末は晩酌を続けましたが、健康診断の数値は改善され、平日の仕事の効率は上がったと思います。
現在部署が変わり、現場から離れて部下も少なくストレスを抱える事も無くなりました。結果、今では睡眠薬も止める事も出来ています。偶によく眠れない事がありますが、以前の様な翌朝起きなければならない強迫観念が無く、次の日寝不足になっても気にならなくなりました。もしかすると、以前は寝不足も許されない気持ちを持っていたのかもしれません。
お酒以外の楽しみを持つ事も必要か
睡眠薬は全く飲まなくなりましたが、週末の晩酌は続けています。飲む日は、金と土曜日としていますが、偶に日曜日も飲むときがあります。ただ日曜日に晩酌をすると、月曜日の朝は仕事がはかどりません。
昔は毎日晩酌していたのが、休肝日を少しずつ増やし、今は2~3回/週の晩酌になりました。現在考えている最終目標は、金と土曜日の晩酌を最終的にはゼロにする事です。
日商簿記2級の勉強をしていた時、2ヵ月間も断酒をしましたが、精神的には正直辛かったと思います。アルコール中毒になるほど飲んでいる訳ではありませんが、晩酌は私にとって数少ないストレス解消なので、そのまま断酒を続けるのは困難だったと感じています。
一方で飲酒は体に悪い(特に脳の働き)様に感じますので、完全に断酒したい…とも考えています。ただ飲酒の他にストレス解消する手段があれば良いのですが、未だ見つかりません。できれば2022年の目標に「断酒」を上げられるように、別のストレス解消法を今年は見つけたいと考えています。