人生において、ある程度のストレスは必要、と聞いたことがあります。ストレスがあった方が、生活に活力が出て、更に精神的にも強くなるのかもしれません。ただ、必要以上のストレスがあると、逆に活力が奪われ、休日に何もやる気が起きなくなります。
仕事によるストレスは、殆どの人が抱えており、ストレス解消できる休日が待ち遠しいのではないでしょうか。私の場合、10年前より仕事の負荷が減っていますので、仕事によるストレスは昔より無い様な気がします。
以前は、トラブルで現場から電話が有った時、休日でも会社に行かなければならず、休んだ気がしないものでした。また電話は無くても、連休があれば連休最終日(連休明けの前日)には会社に行って翌日の仕事の事前準備をしていました。
久々のアジ釣り
今は現場から離れ、休日に会社から電話がかかってくる事はありません。家族と旅行や食事に行っても、楽しみを中断されることなく過ごすことが出来ます。
先日、約1ヵ月ぶりに釣りに行きました。夏なので「キス」の良いシーズンですが、近場の漁港でアジが上がっている情報を得たので、週末の夕方5時過ぎから自転車で目的地に向かいました。
この日の日没は19時頃でしたので、釣りを開始した17時半はまだ日が高く、かなり明るいです。今までの経験上、アジは日没後から釣れますので、日が高いうちは適当に撒き餌をして、魚を寄せる事にします。
1年ぶりのアジ釣なので、正直釣れるかな…と思いましたが、数分後とにポツポツと小アジがかかりました。例年、8月のアジは小さく、一番釣れる10月中旬まで少しずつ大きくなります。よってこの時期のアジは、「南蛮漬け」として食べる事が多いです。
日没の頃には、かなりの釣果が上がったので、「この先もっと釣れるのかな。」と思いましたが、暗くなってから当りがサッパリ無くなりました。何度撒き餌をしいても、全く効果が無く、「おかしいなぁ…」と思いましたが、海を見ると小魚の群れが大型の魚から追われているのが見えました。
小魚は、イワシやサヨリみたいですが、追っている魚は“セイゴ(スズキ)”のようです。アジが釣れなくなった原因は、セイゴが漁港内に入っているのが影響しているようです。その後も状況は変わらず、結局20時前には、竿を収めて終了しました。
帰って釣果を確認した所、丁度20匹でした。南蛮漬けにしようかと考えましたが、身は「アジのたたき」にして、骨は吸い物の出汁に使いしました。
翌朝釣果を見た子供が「僕もアジ釣に行きたい。」といったので、翌朝再び釣りに行きましたが、生憎の雨…。それでも小雨の中釣りをした所、2匹のアジが釣れました。釣果は少なかったのですが、ボウズではなかった為、子供も喜んでいました。
休みが充実すると仕事へのモチベーションが下がる?
釣りに行き、美味しい酒の肴をゲットしたので、リフレッシュする事が出来ました。また翌日は、子供と遊びつつも空いた時間を利用して、簿記の勉強をしました。釣りに行って、子供とも遊び、勉強もできたので、久々に充実した休みになったと思います。
毎回この様に充実した休日を過ごす事は無く、大体ダラダラ過ごして、終わる事が多いと思います。また休みの日は平日にできなかった用事が入りますので、自分のしたい事をする時間は余りありません。妻は、平日の家事や育児でストレスが溜まっているので、仕方がないと思います。
特に夏休み中は、子供が何時も家にいるので、よりストレスが溜まるようです。「そんなに怒らなくても…」と思う事はありますが、私自身家の事はほとんどしないので、何も言う事はできません。
あと今回、久々に充実した休日を過ごしましたが、休み明けの仕事へのモチベーションがかなり低くなったような気がします。本来ならば、休みが充実すると仕事への活力が高まるのですが、どうしてなのか…。意識はしていないものの、リタイア後の生活に私の気持ちが傾いているのかもしれません。