世の中には様々な仕事があると思いますが、全くストレスなく働いている人は数少ないと思います。自分の趣味を仕事につなげる人もいるでしょうが、仕事になればそれなりに責任が伴いますし、仕事になった途端ストレスに感じる事も多くなると思います。
ストレスに関しては、仕事そのもののプレッシャーもあると思いますが、『人間関係』をストレス要因に上げる人も多いでしょう。会社には、様々な人が居ますし、利害関係もあって意見が合わない事も有るかもしれません。
「日本のサラリーマンは、世界で最も会社を憎んでいる」と聞いたことがあります。最近は少し異なるのかもしれませんが、自分の希望通りの仕事が出来ない事は多々ありますし、スペシャリストではなく、何でもやらされるジェネラリストの傾向が強いと思います。
自分の置かれている状況を考えてみる
私も会社に入って20年以上経ち、会社生活もほぼ後半、アーリーリタイアを前提とすると終わりに近づいてきました。20年以上勤めて来て感じたのは、「人事は自分の希望通りにはならない。」事でした。
これは自分自身が希望する様な職種につけなかったのもありますが、自分が管理職して部下を動かす時に、部下の希望している通りに異動させてあげるとは限らない事が分かっているからです。
部下の適正(本人は向いていないとは主張しても、意外に向いていたり)もありますが、空きポストや必要な人材というのは、その時の会社の状況によって決まるのが殆どだからです。
まあ、はっきり言うと「会社都合」で人事は決まるものであり、本人の意向など殆ど聞いていないな…という感じを受けます。「どうしても納得がいかないのであれば、退職(転職)するしかない。」というのが私の結論です。
今は自分の裁量で仕事を進める事が出来るますが、業務量が多すぎて満足度は高いとはいえません。この状態がずっと続くとは思えませんが、そのうち何処か暇な部署へ異動してくれないかな…と思っています。
ただ曲がりなりにも正社員として、安定した給料をもらえている事については、会社に感謝しています。それなりに頑張ってきた、というのもありますが、一生平社員ではなく、管理職になれたというのは幸運だったと言えます。
就職活動時は、氷河期だったので採用が得られず、非正規雇用として不安定な生活を送っていた可能性は十分にあります。そう考えると、今いる会社にもう少し愛着を持っても良いのかもしれませんね。
1人暮らしならば幾らでも我慢できるが…
「人の欲望には際限がない」と言えます。贅沢を覚えると、今までの生活では満足できなくなり、もっと多い収入、より贅沢な生活を求めるようになります。
私の場合、金融資産は増えたのですが、日頃使うお金の金銭感覚は、20年前と余り変わっていない様な気がします。
ただ家族もいるので、ずっと節約したお金の使い方をしていると、妻や子供から批判を浴びる事もあり、またある程度お金でよりより体験や経験した方が良いな、と考えてお金を使う様にしています。
一方で、妻と子供が旅行や妻の実家に行って、一人だけになる時は、「如何にお金を使わないで楽しむことが出来るか。」に焦点を当てます。
例えば妻と子供が一泊二日で不在の時、丸2日間で殆どお金を使わない、食事は家のもので済ます、といった生活をします。
家族が不在の時は少し高級な日本酒やおつまみを買って、晩酌を楽しむ知人もいますし、ここぞとばかりに外に飲みに行く人もいます。私の場合は、「家にある物」、「スーパーの特売、もしくは半額シール品」で何とか済まそうとします。
こんな姿は妻には見せないのですが、ゴミ箱に半額シールがついた残骸を見つけて、「もう少しマシな物を食べたどうなの?」と言われることも…。恐らく私の貧乏性は、一生直らないのでしょう。