サラリーマンとして働いている方で、全くストレスが無い人というのは、いないと思います。仕事がハードだったり、人間関係に問題が有ったりと、原因は色々あると思いますが、何らかのストレスを抱えているのが普通と思います。
会社が定期的に開催しているメンタルヘルス講習を受ける事がありますが、講師によるとストレスは全く無いよりは、少しはあった方が精神的な刺激になるので良いそうです。
「どの位のストレスに耐える事が出来るのか?」というストレス耐性が重要であり、許容を超えたストレスを受けると、鬱などの何らかの問題が発生してしまいます。
会社では、定期的に休業者数の人数を公表していますが、最も多いのはメンタルによる休業であり、全体の6割以上を占めています。ガンなどの大きな病気に罹る人の休業が多いように感じますが、早期発見をして手術をすれば、1ヵ月以内に職場復帰できます。
一方でメンタルによる休業は長期化する事が多く、長いケースでは1年以上休職している人もいます。長期で休まれると会社にとっても損失になりますので、メンタルヘルスの対策は重要な位置づけと思います。
部署長になるとストレスが増える
40人もの部下を抱えていた時は、かなりストレスが多かったと思います。今はその時ほどではありませんが、部下無管理職として働いていた時と比べて今年は少ないながらも部下を抱えていますので、ストレスは増えていると思います。
部下の中には管理職もいるので、一々口出しせず、ある程度個人の裁量に任せていますが、それでも時々フォローは必要になります。
また最近役職が上がった事もあり、会社幹部や関係部署との調整業務が増えています。業務上、他部署と関わる事が多くなり、意見が異なる部署を取りまとめて、落し所(答えを作り出す)を探すような仕事も多くなりました。
サラリーマンでは良くある事と思いますが、部署によって利害関係が異なるため、当然部署間では意見が食い違う事が有ります。どちらが正解、不正解という事が無い為、双方の意見を聞きながら答えを導き出すのは面倒な作業といえます。
一方で調整作業やマネージメント(私はこれが苦手)だけに注力すると、実務力が低下してしまいます。実務能力が低下するのは嫌ですので、プレーヤーとしての仕事もしています。プレーヤーとしての能力が無いと、恐らく役職定年後にプレーヤーとして働く事が出来ず、苦労する事になるのでは、と考えています。
昨年は、仕事帰りに簿記の勉強をしていたのですが、今年になってからは仕事が忙しく、ストレスも増えたせいか、勉強するモチベーションが低下し、仕事帰りに勉強する機会が減りました。昨年は簿記2級を勉強していたのに対し、今年は難易度の高い1級に挑戦しており、思うように勉強が進まない影響もあると思いますが…。
心のもやもや感…ストレスを解消する手段は
ストレスを解消する手段としては、趣味を楽しむ、十分な睡眠をとる、お酒を飲む、など色々あります。私の場合、釣りが趣味ですので、釣りに行くことがストレス解消の1つになっています。また家でお酒を飲むのが好きなので、釣った魚をつまみに晩酌するのは、大きなストレス解消となります。
ただ釣りは何時でも行ける訳ではなく、季節や天候、家や仕事のスケジュールに影響されます。毎週末釣りに行っていると妻の機嫌も悪くなる為、釣りに行けるのは2週間に1回が限界となっています。
また余りにも忙しすぎると、趣味を楽しむ気力自体が失われます。平日仕事に追われていると、『休日はただ何もせずにゆっくりしたい。』と思うようになります。趣味に楽しむ気力が無くなると、ただ仕事をする為に生きる人生になり、勿体ないと思います。
私の場合、何もする気が起きない時は、『何か楽しい事、将来やりたい事、将来なりたい自分』を思い描くようにしています。例えば、資産が増えるイメージをしたり、昔から考えていたリタイア後にしたい事を考えます。
ちなみに私は、『アーリーリタイアへの目標』をノートにまとめており、その中にリタイア後にしたい事を書いています。リタイア後にやりたい事は、できれば100個書きたい所ですが、今の所20個位しか埋まっていません。このやりたい事リストをながめて想像してみる、と少しは気持ちが晴れてきます。