2月に入りましたが、まだ寒い日が続いています。あと1ヵ月半もすれば、釣りのシーズンが始めるので楽しみにしています。
昨年は急な部署異動で仕事が忙しくなり、釣りに行く回数も激減してしまいましたが、今年はなるべく時間を作って釣りに行くようにしたいと考えています。
また昨年に引き続き簿記と英語の勉強は続けて行きたいので、これに釣りを合わせるとかなり忙しい1年になるかもしれません。
役員人事
先日、役員人事の情報が新しく公表され、何人かの役員が退任し、新たに役員になった人も何人かいました。どうやら次の4月で社長が交代するという事で、今回の役員人事は大幅な組織改訂といえます。
私の昔の上司も少し前から役員になる噂が立っていましたが、今回の辞令では役員にはならず、代わりにその上司の同期の方が新たに役員になっていました。
銀行ほどではありませんが、大体1人の人が役員になるとその同期の中で他に役員になる人が出てくることはまずありません。
よって私の昔の上司も出世はこれまでだったと言えると思います。まあ役員一歩手前まで出世した事を考えると、サラリーマンとしては十分成功したと言えるのではないでしょうか。
その方は昔から猛烈に働く人で、多くの人を育ててきた為(私もその1人といえますが)、仕事の上では尊敬できる人です。
一方で家庭とはいうと離婚まではしていないものの毎週末の様に仕事をしていた為、家族の中では疎遠になっていたようです。
50歳でガンになった知人
最近、会社の中で私と同じように現場の管理職をやっている知人が最近入院しているという話を聞きました。この方も猛烈に働く方で、朝早くから夜遅くまで土日も働いている姿を見かけた事が何度かありました。
以前から働き過ぎによるストレスのせいか、何時も顔色が良くなく、健康状態は悪いと思っていましたが…入院と聞いて少し心配になりました。
偶々その知人と親しくしている人と立ち話になり、病気について聞いたのですが、体の不調を感じて検査した所、ガンが見つかったとの事です。手術をしてガンを取り除いた、とは聞きましたがそれ以上の病状は分からないそうです。
その知人は私より少し年上でまだ50歳位にしかなっていません。その方の仕事のスタイルについては、出世欲がある、という訳ではなく、責任感が強く全ての仕事を完璧にこなそうとして激務になっていたという感じです。
当然その部署ではその方が居ないと回りません。結果、現場は混乱して色々な事進まず、滞っているそうです。
私自身、出世欲は無く、家族が一番大事と思っていますので、昔の上司の様に家庭を顧みずに働く、という選択肢はありません。ただ現場を抱えている以上、責任感を持って働き、時には徹夜などオーバーワークになる時もあります。
しかし今回の知人の病気、入院を見て、責任感を持って働くのはもちろん必要だが、体を壊してまで働く事は有りえないと思いました。
病気になり、入院しても会社は責任を取ってくれるわけではありませんし、目標としていたリタイア後の生活もできなくなってしまいます。
「死んでまで仕事をする。」というのはバカバカしく、体やメンタルが壊れる前に逃げ出すのも1つの選択肢と思います。リタイアまであと数年ありますが、このまま定年まで勤めあげてもどこまで出世できるか分かりませんし、上手くいっても部長止まりでしょう。
幸せなリタイア生活を送るためにも「家族が1番、健康2番、お金は3番、出世は無しで」という考え方で働きたいです…。