今日は、久しぶりに釣りに行きました。この日の釣りの対象魚は、「キス」です。キスは夏に釣れる魚で、大体6月頃からシーズンが始まります。例年7月からキス釣りを始めるのですが、潮も良かったので、少し早めの初のキス釣りです。
運よく梅雨の合間なのか、この2~3日天気も良さそうでしたので、前日から準備をして早めに就寝しました。携帯の目覚ましをセットして、朝4時に起床です。しかし、早朝4時は流石にまだ暗いです…。
釣竿を持って、ママチャリにクーラーボックスと道具を積み、自転車で早朝の道を走る事20分…。釣り場に着きました。前日まで風が弱かったのですが、この日は風速6mもあり、投げ釣りには不利なコンディションでした。
釣り場に着いたときは4時半を過ぎた所で、空が白みかけてきました。ヘッドライトをつけて、仕掛けを準備。暗い時は、ヘッドライトが役に立ちます。
この日のエサは「赤ケビ」です。昔は青ケビを使っていたのですが、赤ケビの方が食いが良いという事で、昨年から使っています。何となく青ケビより切れ易く針にかけにくいと感じますが、釣果は以前と比べて上がったと思います。
予想通り風が強く、投げるのに苦労しましたが、1投目からキスの当りがありました。小さいですが、幸先の良いスタートです。
その後もポツポツと釣れました…が途中から、フグの嵐が待っていました。フグはお呼びではないのですが。
フグは食べることができず、また歯で仕掛けを切るので、キス釣りでは厄介な外道です。釣れて針から外す時に、「プププッ」といって膨れる姿は、中々面白いのですが。
その後もフグと格闘しながら、偶に掛かるキスの当りを楽しんでいた所、思いがけない魚が釣れました。「ホウボウ」です。
写真では分かりにくいですが、海底を歩くように発達したホウボウ特有のヒレがありました。最初はキスより少し強い当たりで、釣れて見た瞬間メゴチ(所謂ヌメリゴチ)かと思いましたが、ホウボウでした。
ホウボウはもっと深い所にいる魚と思っていましたので、岸辺から釣れる魚とは想像していませんでした。ただ釣れたホウボウは、型が小さいのと調理の仕方が分からないので、結局リリースしました。
その後も少し釣りを続けましたが、更に風が強くなったので、この日は3時間程度で収竿。何時もは昼まで粘るのですが、既に10匹以上の釣果を得ていたのと、普段見ることができない魚が見れましたので、今回は早めに切り上げました。
釣ったキスは、全部で16匹です。写真の真ん中にあるキスはかなり引きが強く、かかった時はタイかマゴチかと思いました。
釣れた魚は家に帰って、早速捌いて一夜干しにしています。本当は天ぷらかフライにするのが最も美味しいと思うのですが、冷凍して後日の酒の肴にすることにしました。
今年の初のキス釣りとしては、幸先の良いスタートを切ることができました。今シーズンは、最低でもあと2~3回は行きたいものです。