以前の記事にも書きましたが、約2年前の2018年10月に金融資産1億円を達成しました。今の所この時以来、1億円以下になったことはありません。
過去の記事はこちら
達成した時は感慨深いものでしたが、改めてどのようにして今の資産を作っていったのか、改めて自分なりに振り返ってみました。
金融資産を増やすための行動
今の資産は会社に入ってから作りました。学生時代から同じような生活をしていましたが、入社後の自分の行動は以下のような感じでした。
①生活費(固定費)を抑え、貯蓄する。
②貯めたお金を株などの投資に回す。
③若い時から投資を始め、時間を味方にする。
④株式などある程度リスク資産が貯まったら、現金も積み上げる。
⑤景気後退や企業業績悪化時に、狙っていた株を大量購入する。
見て頂いたら分かりますように、何れも特別な行動が無く、結構地味で一般的な方法なので、期待外れに思ったも方が多いかもしれません。
また投資先もFXや先物取引の様な。高リスクの商品は購入したことは無く、株式現物メインで、今では更にリスクを下げた様な、ETFに分散投資しています。
ETFで既に分散されているのに、更に異なるETFを組み合わせて投資する手法は、投資をされている方々からすると、意味が無いと思われるかもしれませんが…。
生活費を抑え、若い時から投資する
まず投資をするには、まとまった資金がないと始める事が出来ません(もちろん、「売り」から入る投資もありますが)。若い時は生活費を徹底的に減らして、できうる限り投資に回していました。
今ではある程度資産が大きくなりましたが、生活費を上げない生活は、今でも苦痛も感じず普通に生活しながら継続しています。
過去に投資の神様であるウォーレンバフェット氏が会社のコストダウンについて、面白いコメントをしていました。
「コストダウンは、さあやろう。というものではない。その様に考えるのは、コストができていない会社だ。コストダウンが出来ている会社は、息を吸うようにやるものだ。」との事。日々の生活費を抑えるのも、同じかもしれません。
また若い時は幾らでもやり直しが効くと勝手に考えて、全ての資金を株式に投資し、入社後5年位は、殆ど現金を持っていなかったです。これは余りお勧めできる手法とはいえませんが…。
狙った投資先に資金を投入する
資産を増やす際に特に重要なのが、②と⑤での投資先の選定についてです。将来も安定的に業績が伸び、財務状況も良く、高い競争力を持つ会社を探す必要があります。
このような企業は大体割高な事が多く、購入するタイミングを計るのは難しいです。購入には、数年から長くて10年待つ場合があり、景気後退などで株価が一斉に値下がりした時に購入します。
私の場合、多くが景気後退や(問題発生による)会社業績悪化の時に、ずっと狙っていた株を購入しています。よって、株価が暴落すると前から欲しかった株式が買える為期待に胸が膨らみ、高騰すると購入できないので残念に感じます。
読まれてみて、余りにも普通過ぎてガッカリされたかもしれません。ただ大きなリスクは狙わずに、地道に貯蓄と投資を若い時から継続していけば、それなりの資産は築けると思います。