25歳~ 資産額 0円
会社入社時での貯金はゼロ。新入社員研修中にあった新入社員同士の飲み会代5,000円も払えないほどだった。「会社に入ったら、必ず投資を始める。」と考えていたので、投資に関する本を数十冊読んで勉強。ネット証券(当時のイー・トレード証券)に口座開設をする。
入社した会社は田舎にあり、住んでいた寮の周りは何もなく、公共交通機関のバスは17時半が終電。同期のほぼ全員がローンで車を購入。一方、投資資金を貯める為に車は買わず、片道40分かけて自転車通勤。その後、入社2年後に30万円の中古のコンパクトカーを現金で購入。
丁度ITショック後の株価低迷時期であったのと、リーマンショック前の景気回復で投資した株が順調に増加。ちなみに初めて購入した株は、「住友精化」。その後、JR西日本など買い進める。
30歳~ 資産額 1,000万円
収入の殆どを投資に回していたのと、景気回復による株価上昇の恩恵を受けて、投資を始めて5年で資産が1,000万円超えた。新入社員時代から固定費は上げず、かなり生活費を下げた生活をしていた。この時のポートフォリオに占める現金の割合は5%。他は全てリスク資産。
この後1~2年後にリーマンショックを受ける。幾つかの株式を現金に換えていたので、大きな痛手は被らなかったが、資産の10~20%が消えた。リーマンショックまで日本株を中心に投資していたので、債券や海外投資もするべきと考え、外貨預金口座(手数料の安いソニー銀行)を開設する。
35歳~ 資産額 3,000万円
リーマンショック後の株価低迷時。「もっと下がるのではないか?」と考え、積極的な投資は避けていた。この時もっと株やETFを購入するべきだったと少し後悔。
現金を厚めに持っていたのと、株式よりリスクの低い債券を中心に購入。債券の比率が上昇。またこの時外貨預金でドルやユーロも購入。
この時購入した株は「コマツ」や「日本航空」など。日本航空の破綻は痛かったが、それ以外でかなりの収益を上げる。
40歳~ 資産額 8,000万円
アベノミクスの恩恵を受けて、資産が順調に増加。35歳過ぎから外国株式も購入を始めた。外国株については、興味本位で100万円ほど購入した中国株は塩漬け状態だが、それ以外は全て上昇した。この時購入した株は、ファイザー(現在も所持)、IEV(欧州株式ETF)。
45歳~ 資産額 1億1,000万円
43歳の時に資産1億円突破。「億り人」の仲間入りを果たす。その後も順調に資産は増え続けており、コロナショックのタイミングに数百万円で米国ETFを購入し、その後も数十万円単位で米国ETFの定期買い付けを行っている。
今後もETF定期買い付けを行い、株価暴落のタイミングがあれば、少し大口の投資をする予定。キャッシュの割合は、現状を維持しつつも少しずつ減らしていき、資産から得られるキャッシュフローを増やす予定。