私のアーリーリタイア後の計画の1つとして、全国の名所を回ることがあります。時間が出来れば四国八十八か所巡りをしたいと考えていますが、まず最初は今まで行ったことが無い県を回ってみたいと考えています。
旅行で色々な所に入っていますが、東北、南九州、沖縄、その他離島には行ったことがありません。学生時代に北海道にバイクでツーリングしたことがあり、広大な大地で初めて地平線を見たときは、非常に感動しました。
リタイア後に再びバイクでツーリングしても良いのですが、過去に何度か転倒事故で怪我をしているので、今は電車と徒歩での旅行を考えています。
旅行で歩き回るには、それなりに体力と足腰がしっかりしてないときついでしょう。私の場合、毎日徒歩通勤しているので、歩くことには慣れています。車を使って歩かずに旅行をすることもできますが、折角なら健康を維持しながら徒歩で色々な所に行きたいです。
それでも年を取ると体に衰えを感じる様になり、時折年を取ったな…と思うときがあります。特に40歳を過ぎた辺りから、前日の仕事の疲れが翌日に残るようになりました。
また今年になって体を壊して、病院に入院する事がありました。人生初の入院でしたので、少しショックでしたが、ある方から「人間、少々悪い所があった方が、無理をしなくなるので、長生きするよ。」という有難い(?)アドバイスを頂きました。
体力の維持向上を考えて、スポーツジムに行っても良いのですが、時間を作ることが難しいのと、徒歩通勤で健康を維持できている為、無理しない事にしました。
サラリーマンにとっての運動
朝早くから夜遅くまで働いている人は、運動する時間を取りにくいでしょう。また休日もゆっくりしたいと思いますし、とても運動する気分になれないと思います。
最近では田舎の街でも夜遅くまで開いているスポーツジムが増えています。何れも大きな施設ではなく、コンビニより少し広い二階建てか平屋の施設です。
これらは、「フィットネスクラブ」と呼ばれるそうで、近年増えているようです。確かに、よる会社の帰り道にあるフィットネスクラブを外から覗いた所、仕事帰りのサラリーマンと思われる方々の運動する姿が見られました。
少し気になったので、フィットネスクラブの数と会員数を調べてみました。2018年までの少し古いデータですが、着実にクラブの数と会員数が増えています。
フィットネスクラブ会員数
フィットネスクラブ数
考えてみると、この数年働き方改革で残業規制が厳しくなり、比較的早く帰宅する事が出来、就業時間後に自由な時間が取れているのかもしれません。
ただ最近のコロナウィルスの影響を大きく受けている業界と思いますので、このまま伸びていくかは分かりませんが、終業後の時間を有効に使いたい人は増えていくでしょう。
都会であれば自己啓発系のビジネススクールや講演会などがあるのでしょうが、田舎では余り需要が無いのか、終業後に開いているビジネススクールは聞いたことがありません。
また田舎では車での移動がメインになり、都会ほど歩く機会は少ないと感じます。今はコロナで自粛しているのですが、東京に出張で行った時、電車の乗り換えでかなり歩くことを感じさせられました。
田舎の場合、車通勤でしかも家と会社だけの往復だけになると、殆ど歩くことが無いです。そのため運動不足を感じて、スポーツジムに通う人が増えているのかもしれません。