どうもfish1017です。今回はリタイア後の移住先について考えたいと思います。現在いる街には、約20年前に会社に入社して以来住み続けていますが、親や親戚が近くにいる訳ではありません。
今の街に住んで20年近く経つとそれなりに愛着は沸きますし、余り不満に感じた事はありません。生活に必要なスーパーや病院も近くにありますし、ショッピングモールも車で行ける範囲に4つもありますので、恵まれた環境と思います。
しかしリタイア後は、今の場所から離れて終の棲家になる場所を探したいと考えており、リタイア後は引っ越しする予定です。
北か南か(東か西か)
日本をエリアで区切った場合、まず北と南で分けられると思います。年を取ると寒さが堪えますので、温暖な九州や沖縄に移住する事を想定してみました。
特に沖縄は冬も暖かいですし、周りが海に囲まれていますので、私の趣味である釣りが一年中出来ると想像しています(勝手な妄想かもしれませんが)。
一方で、今年の台風被害を見ると、九州や沖縄は台風が多い地域であり、現地の方はいつも大変な思いをされていると想像します。
北のエリアとして、直ぐ浮かぶのは北海道でしょう。北海道には梅雨が無く、夏は比較的涼しいので、避暑には魅力的な場所と思います。昔学生時代の夏休みにオートバイで北海道にツーリングに行きましたが、本当に良い場所だったと思います。
以前妻に「リタイア後は、夏の暑い期間だけ北海道で過ごすのはどう?」と聞いたことがあります。しかし妻からは、「移動が面倒だし、家でクーラーを効かせてゆっくりすれば良くない?」という回答が返ってきました。
確かに移動や滞在にかかる手間やコストを考えますと、妻の意見はもっともと思いますが、せっかくの人生なのに、少々残念な感じがします。
妻とその後色々意見交換した結果、移住先は暑さ寒さの中間である「西は福岡から東は東京」のエリアで考える事になりそうです。
田舎か都会か
人気テレビ番組で、サラリーマンがリタイア後に田舎暮らしを始める夫婦を良く紹介しています。典型的な例として、田舎でカフェや民宿を開くケースが多いように感じます。
確かに都会に住み続けてきた人からすると、「田舎暮らし」に憧れるのは分かります。生活コストは安く済みますし、特に住居費は都会(東京)からすると、かなり低く抑える事ができます。
私が住んでいる人口十数万人の街でも少し郊外に行けば、土地付きの中古一戸建てが500万円以下で購入できます。500万円ならば、退職金で購入する事も可能と思います。
また現代ではネットで何でも手に入り、わざわざ車でスーパーに行かなくても全て家から注文できます。ネット環境が格段に改善されている事を考えますと、田舎暮らしもアリかと思います。
田舎の弱点として考えられるのは…家から出かける場合、車が必要になる事でしょうか。お年寄りの運転は危ないと言われていますが、田舎では当たり前の様に70-80歳の方が運転しています。
ただ何時かは車の運転が出来なくなる日が来ますので、その場合はバスやタクシーを使って出かけているようです。知り合いから聞いた話では、お年寄り向けにバスやタクシーを安く利用できるチケットが提供されているようです。
ここまでの状況からすると、田舎でリタイア生活した方が良い様に感じます。しかし我家では、将来都会に移り住む事を考えています。都会とは言っても東京23区の様な大都会ではありませんが…。
都会を選ぶ理由は、元々車の運転が好きではない事、都会の生活の方が刺激が多い事が挙げられます。また車を持つと、それだけ管理すべきものが増えます。リタイア後は今よりもっと生活をシンプルにしたいので、車は持たない事を考えています。
都会であれば欲しい物があれば、その都度歩いて買いに行けますし、歩くことで運動にもなります。運動も兼ねて色々なお店に行く事で、リタイア後の生活に良い刺激になると考えています。
価値観は人それぞれですので、何が正解かは分かりませんが。