2021年も残りわずか2ヵ月になりました。それでは毎月恒例となっている資産状況を報告させて頂きます。
2021年10月末時点の資産残高
まず10月末時点での私の資産残高です。
次に資産の内訳を示すグラフです。
<コメント>
・円安により外貨建て資産が増加に寄与。
・米国株式好調により、資産は順調に増加。
・一方で日本の個別株は、イマイチ。
先々月から先月にかけて資産はそれほど増加しなかったのですが、今月は3百万円近く増加しました。特に影響が大きかったのは、円安(110→114円/$)と思います。
「円安により資産が増えて増えてラッキー」と思う一方で、円建てで考えると、価格が上昇しなかった国内資産はそれだけ資産価値が目減りしたという事であり、一概には喜ぶことはできないと思います。
年初に2021年12月末の資産目標額を1億2,000万円に設定していました。半年を過ぎた辺りで、年末には1億3,000万円まで行くかな…と考えていました。しかし、今月たまたま調子が良かっただけで、現実は月によって一進一退をしている感じです。
また今の調子で資産が増えたとしても、1億3,000万円は厳しいと思います。12月にボーナスがあり、資産はもう少し増えるのでしょうが、それでも現状維持か+100万円も行けば良い所でしょう。
先月末の資産状況報告で、貴金属(金、銀)取引開始について報告しました。金融緩和によるインフレ対策の一環で、定期定額で投資を始めています。
現在の投資金額は20万円ほどで、損益は今の所ほぼ±ゼロの状況です。まあ投資を始めたばかりですので、価格が乱高下されても困るのですが…。このまま少しずつ投資を継続し、インフレへの対策を進めてい行きます。
一方で上で記載しましたように、原油ETFが好調です。元々大きな金額は投資していないのですが、それでも購入時の価格の倍以上の価格になっています。今売却すれば、百万円以上のキャピタルゲインを得る事が出来ますが、原油ETFは貴金属と同じでインフレ対策の為に購入しているので、売却する予定はありません。
最近、ガソリン価格のニュースが良く見られるようになり、原油高の影響が私たちの生活にも影響が出る様になってきたと思います。盛んにニュースに取り上げられるようになると、「今が最高値かな?」と感じます。
数ヵ月前に、原油市場に関する企業向けセミナー受けました。セミナーの講師の方は、余り価格が上がり過ぎると各国が増産対応するだろと言っており、原油価格はWTIで60~70$で推移すると予測していました。ただ、今は80$を超える価格になっていますので、予測は難しいですね…。
地球温暖化の事もあり、原油や石炭は忌避される一方で、コロナ後の急激な景気回復でエネルギー需要が高まっています。一方で将来自然エネルギーが増える予測もされている為、原油の採掘量を上げる投資も抑えられているようです。
また原油や石炭よりもマシ、という事で天然ガスの需要も高まっており、これまた急激な価格上昇が続いています。景気によってはエネルギー需要は低下する可能性がありますが、暫くは原油高が続くのでは…と考えています。