8月に入り夏本番になり、暑い日が続きます。日本の市況は最近下落傾向にありますが、米国市場は好調で、ダウ平均株価が最高値を更新する日も何度か見られます。
日本の場合、オリンピックが中盤を迎え、日本人選手のメダルラッシュで明るいニュースがありますが、コロナ患者が過去にない位増えており、その影響を受けて株価が下落しているのかもしれません。
今年購入したJR東海や原油ETFの価格も下落しており、まだ買値を下回っていませんが、今まで得られていた含み益も大分目減りしました。
それでは、毎月恒例になっている月末の資産状況を今月も報告させて頂きます。日本の市場が少し低調になってきましたが、先々月に達成した、1億2,000万円を維持できているか…。
7月末の資産残高
まず初めに7月末時点での資産残高を示します。
次に資産のポートフォリオです。
<コメント>
・先々月達成した1億2,000万円を今月も維持。
・日本株の下落が有った為、国内株式の比率が減少。
・7月はボーナス月だったので現金(円預金)が増加。
とりあえず今月も何とか1億2,000万円はキープできました。逆に資産は増えているのですが、これは7月がボーナス月だった事が影響しています。よって、円預金以外の資産は殆ど増減なしか、微減だったと思います。日本株が下落した一方で、定期定額購入している米国のETFの価格がまだ上昇し続けており、損益を相殺した事で資産の減少を防ぐことが出来ました。
しかし過去の情報によると、米国株は例年8、9月は下落する可能性が高い様です。一時的な下落であれば、買い増しするつもりですが、暴落の始まりであれば、この先大きく資産を減らす可能性は有ります。
含み益がある資産を売却してキャピタルゲインを得ても良いのですが、私の投資スタイルは基本的にバイ&ホールドでインカムゲインを目的とていますので、このまま売却せずに様子見で考えています。
円預金の推移
現在の私の資産には、国内債券が2,600万円も含まれており、円預金と合わせるとポートフォリオに占める割合は、約50%になっています。債権は数年後に償還日を迎えますので、償還後は一気に円預金の割合が増加します。
債券の場合、配当があるので一定のインカムゲインを得る事は出来ますが、円預金は利率が低く、殆どインカムゲインを得る事が出来ません。よって、債券の償還日を迎える前に、現在ある円預金をインカムゲインが得られる資産に移す必要があると考えています。
以下が、コロナショック後の資産推移と現金(日本円)のグラフです。
グラフからは読み取りにくいかもしれませんが、現金は大きく変わらず、4,000万円位で推移しています。また昨年のコロナショック後から株式を中心に買い増しを進めており、株価好調も手伝って、資産が順調に増えています。
現在行っている米国ETFの定期定額買い付けを続けると、現金は現状維持か少し増える位になると思います。よって、『債権の償還に向けて、現金を少しずつ減らす』という事にはなりません。
ただ、米国を中心とする株価好調はこのまま継続するとは思えず、必ず調整局面を迎えると思います。株価暴落時は、絶好の買い場になる可能性があり、その時にある程度キャッシュを持っていないと、好機を失う事になります。
金融緩和による貨幣価値低下もあり、少し現金を減らしてコモディティーを増やした方が良いかな…と思いつつも、株価暴落に備えてキャッシュも持つべきかと考えています。