先日、あるネットの掲示板で「2~3億円の金融資産クラブ」なる板があり、興味深い内容だったので少し紹介させて頂きます。
野村総研が定期的に出している報告書では、金融資産1億円以上が富裕層、金融資産5億円以上が超富裕層という区分けになっています。
金融資産2~3億円とは、超富裕層には届きそうにないが、富裕層のレベルは超えている、という事になります。
私も以前、『どのようにしたら金融資産5億円以上の超富裕層に到達できるのか?』を真剣に考えた事があります。
結論として、
・起業
・ハイリスクハイリターンの投資
の2つしかないと思いました。起業については、会社を設立する以外に副業などの手段もあると思うのですが、忙しい今の仕事をしながら別の仕事をする余裕はありません。
また投資については、基本的に Buy & Hold の長期投資なので、投資だけで金融資産が5億円を超える事は無いでしょう。
ただ『2~3億円クラブ』であれば、今の金融資産額が1.6億円位になるので、もう少しでこの仲間入りを出来るようになりそうです。
昔は金融資産1億円というと、雲の上の存在でさぞかし贅沢な生活が出来るのだろうな…と思っていましたが、いざ自分がそうなっていると、昔と余り生活は変わらないと感じます。
「2~3億円の金融資産クラブ」の掲示板で語られていた内容を見ると、資産2億円でも生活は余り変わらないと言っている人が多かったです。
例えば食事は普通に吉野家に行きますし、吉野家に行ったとしても、普通に『牛丼並』しか頼まないと言っている人が多かったです。
確かに私も基本的には『牛丼並』しか頼みませんし、お腹が空いてても家が近ければ牛丼を我慢して家で自炊する事もあります。
一方で金融資産3億円に到達すると、飲食店での注文の仕方に変化があると言われている人もいました。ちなみに変化とは、(値段は見るが)ある程度食べたい物を注文する機会が増えるそうです。
資産増加で金銭感覚は変わったのか?
先日、妻と話をした際、昔と比較して外食にかけるお金が増えた事に気づかされました。今は週末の土日のランチで外食しているのですが、昔は日曜日だけだったと思います。
私自身、仕事が忙しいのもあり、昔から家事を殆どしていません。せめてと思い、妻のねぎらいも兼ねて、土日の昼食は家で作らず、外食する様にしていました。
土曜日は外食ではないのですが、当時住んでいた家の近くに格安の弁当屋があり、250円の弁当(私と妻の分で合計500円)を買って食べていました。
土曜日は、「家で雑務を済ませた後、昼ご飯に250円弁当を買いに行き、図書館に行って本を読み、読書の合間にお弁当を食べる。」という行動がルーチン化していました。
今も余りお金は使わないのですが、当時は本当にお金を使わない生活をしていましたね。
今はその弁当屋は潰れ、250円弁当も買えなくなっています。ただその弁当屋が残っていたとしても、同じクオリティーであれば400円位には値上りしていると思います。
今では土日ともに外食していますので、週末の外食費は大体5,000円位(2,500円×2回)はかかっています。
一方で昔はデフレであった事、子供が居なかった事もありますが、週末の外食費は2,000円位(土曜日500円+日曜日1,500円)だったと記憶しています。
最近では意識せずに土日に外食に行っていますが、振り返って考えてみると昔に比べて贅沢になったなぁ…と思います。
ただ貧乏性は抜けていない様で、食事に行っても無意識にそのお店で定番、もしくは最も安い物を選ぶようになっています。これが資産3億円になれば値段を気にせずに選ぶ様になるのかもしれません。