以前の記事で、アーリーリタイアを目指す為の以下の3つのプランを紹介しました。
①安心できるプラン
②快適を感じられるプラン
③お金持ちのプラン
この内、③のお金の持ちのプランは、ビジネスを興し、ビジネスを通して投資をする、又は大きくしたビジネスを最終的に売却するプランであり、金融資産5億、更には10億以上の超富裕層を想定したプランと思います。
お金持ちのプランは、通常のサラリーマンが目指すにはかなりハードルが高く、出来たとしても会社に勤めながらビジネス(副業)をして、勤労所得以外の収入を少しずつ得るイメージと思います。
現在はネットを使えば幾らでも稼ぐ事が出来ると思いますが、私自身副業より本業を頑張った方が得られる収入が大きい為、ビジネス(副業)には力を入れていません。ただ税法の仕組を考えると、給料所得は最も課税率が高く、ビジネスには様々な税控除があるので、本当にお金持ちになりたいのであれば、ビジネスが最も良いのでしょう。
安心できるプラン
安心できるプランの生活水準は、必要最低限とは言いませんが、節約を意識した今位の生活というのをイメージします。ちなみに今の生活から参考にした年間費用は、以下のようになります。
前提条件 : 夫婦2人、家賃込
年間費用 : 300万円(25万円×12ヵ月)
これがもし持家ならば、年間費用は200万円位(月々16~17万円)に収まると思います。実際、45歳でアーリーリタイアされた方のブログを拝見すると、資産約1億円で、一戸建ての持家に住んでいるケースで、年間200万円で生活されている様です。
年間費用の中には生活費以外に国民健康保険の支払いなども入っており、夫婦2人ならば十分生活出来ているようでした。確かに支出の3割位を占める「家賃」が無いのであれば、月々15万円程度でも暮していけるのかもしれません。
快適を感じられるプラン
一方で、『②の快適を感じられるプラン』を達成するには、どの位の費用を見込んでおけばよいのでしょうか。そもそも、 ”快適を感じられる” とは何なのか考えてみました。
私自身、”快適を感じられる” とは、
「お金に気を遣わず好きな事ができる、好きな物を注文できる状態。」
と考えています。では、好きなだけお金を使う事が出来るとは、「お金を湯水のように使える状態か?それならば、幾らお金が有っても足りないのでは?」と思うかもしれません。
ただ贅沢しすぎても、幸せのハードルが上がってしまい、少しの贅沢では満足しなくなってしまします。今は、週末の土日のランチに一人1,000円位の外食をしていますが、十分満足出来ています。
よって、私の「快適を感じられる状態」とは、近くのお店にランチに行った時、値段を気にせず好きな物を頼める位と考えています。また好きな事をする、としても年に数回の国内旅行に行ければ良いと思います。
少し贅沢をしたとして、2ヵ月に1回10万円の国内旅行、年に1回40万円の海外旅行に行ったとすると…
10万円 × 6回/年 = 60万円
40万円 × 1回/年 = 40万円
となり、合計100万円の支出増となります。更に外食費が増えたとしても、年100万円増える位でしょう。結果、安心できるプランから考えると、年間費用は500万円(持家ならば400万円)必要になる事が分かります。
結論として、私が求める①安心できるプラン と ②快適を感じられるプラン を達成するには、
①安心できるプラン 300万円
②快適を感じられるプラン 500万円
の不労所得があれば良い、という事になります。具体的に数字を示すと、その目標を達成する為に意識すると思いますので、最終的には年間500万円の生活を意識したプランを立てればいいな…と考えています。