前回の記事で、会社からの指示で資格の勉強をしている事を紹介しました。勉強を始めたのは1ヵ月位前で、途中で何度か「もっと早く始めておけば良かった…」と思いました。
ただ会社から試験案内が来たのは1ヵ月半前であり、それからテキストや問題集を揃えて…となると1ヵ月しか勉強できなかったのは、仕方が無かったと思えます。
本番の試験は先日あり、あとは結果を待つだけになります。1ヵ月間の短い勉強期間とはいえ、試験終了後は久々に開放感を味わったような気がします。
ちなみに今回受けた資格についてネットで調べると大体40~60時間の勉強時間が合格ラインみたいでした。1日 1.5~2時間勉強していたので、勉強期間は1ヵ月で十分だったといえます。
試験の出来ですが、「恐らく合格しているだろう。」といった感じです。過去にいくつもの資格を取得してきましたが、「これは落ちたな…」と思うことは有っても、「間違いなく合格した。」と確信をもった事は1度も無かったです。
よって今回も7~8割は合格したと思えるので、ほぼ大丈夫でしょうが、問題文の見落としなどうっかりミスも考えられるので油断はできません。
試験勉強が終わって感じた事
この1ヵ月は試験勉強を優先していたので、簿記の勉強が疎かになっていました。"疎か(おろそか)"と言っても、1.5時間取っていた簿記の勉強時間を30分に短縮し、試験対策の勉強をしていたので、サボっていた訳ではありませんが…。
試験が終わったので、翌日から簿記の勉強時間を以前と同じ1.5時間に戻しました。ただ1.5時間の簿記の勉強だけでは、何となく物足りなく感じました。
考えるとこの1ヵ月は試験対策で平日でも3時間、休日は4時間勉強しており、かなり頭脳に負担がかかっていたと思います。
特に終業後の勉強は、「早く帰ってゆっくりしたい」という気持ちを抑えながら、へとへとになりながらも気持ちを奮い立たせて、勉強していました。
早朝から夜遅くまで何れも誰もいない会社の事務所で勉強していると、「何で自分はこんなに頑張る必要があるのか。」と疑問に感じる事も…。
頭脳にストレスがかかった状態が1ヵ月も続いていたのですが、試験終了後に勉強時間が短くなったことで物足りを感じた事から考えると、この1ヵ月で頭脳がキツイ状態に慣れてきたのかな、と思います。
この1ヵ月は、いわゆるコンフォートゾーンを抜けた『ラーニングゾーン』状態だったと思います。数年前まで『毎日1.5時間勉強する』というのは想像できない事でしたが、今の私にとってはコンフォートゾーンだったのかもしれません。
部署が変わって大変になった仕事も大分慣れ、暫くラーニングゾーンを経験していなかったのかもしれませんね…。
習慣化出来たら勝ち
頭脳に負担がかかった状態、ストレスを感じる状態が人間を成長させるのでしょう。この状態を維持すれば、それが習慣になり、頭脳への負担やストレスを感じ無くなるのかもしれませんね。
以前から「習慣」の効力については、よく知っていましたし、スキルや資格を取得する為に、勉強の習慣化を意識してきました。
特にこの数年は、年の初めに身につけたいスキルや取得したい資格を紙に書いて目標にしてきました。併せて目標達成に必要な具体的行動も記載し、習慣化につなげています。
今回の資格は、年の初めに立てた目標には入っていなかったので、来年の目標に入れて取得を先延ばししようかとも考えたのですが、比較的簡単な試験だった為、急遽取得を目指しました。
一方で日商簿記1級については、ようやくテキストの2回目が終わりにかかり、全体を把握できる位にはなりました。ただまだ試験を受けても全く歯が立たず、今のペースで勉強を続けても来年の取得は難しいと思います。
いっそこの事、今回感じた物足りなさを簿記の勉強時間に充てて、早期取得を目指すのも良いかもしれません。今年もあと残り3ヵ月ですが、今から2024年の目標を考えたいと思います。