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【家賃補助の廃止】住宅手当の見直しでどう変わるのか

 先日、会社の人事部から住宅手当に関する見直しがあると連絡を受けました。今回の見直しについては、社員にとっては制度の改悪であり、新しい制度が適用される時期に退職者が出るかもしれません。

 

 "福利厚生の改悪" で退職する人は流石に少ないと思いますが、以前から退職を考えていた人にとっては1つのきっかけになるのかもしれません。

 

知人の事例

 住宅購入と転勤については、切り離して考えるのは難しいと思います。住宅を購入しても10年くらい住むことが出来ればまだマシなのでしょうが、過去の諸先輩の事例を聞くと、新築一戸建てを建てて1ヵ月後、購入したマンションに入居して2週間後に転勤を言い渡された事例もあります。

 

            

 

 最近はそこまで極端な事例は聞かれませんが、数年しか住んでいないマンションを手放した事例はちょくちょく聞きます。先日妻からある社内の知人の転勤と住んでいたマンションの処分について話を聞きました。

 

 この方は、数年前に転勤で都会へ家族全員引っ越しており、転勤先では賃貸マンションに住んでいるそうです。ちなみに転勤する2年前に新築マンションを購入しており、結局転勤を機にそのマンションは売却した様です。

 

 当然新築で購入した価格以上で売却できる訳は無く、マイナスとなったようです。これが東京都心のマンションであれば、値上がりも期待できたのでしょうが、地方のマンションならば仕方が無い事なのかもしれません。

 

 ちなみに知人が現在住んでいる賃貸マンションの家賃は16万円だそうで結構高いような気がしますが、都会でファミリータイプならば仕方が無いのでしょう。

 

 ただこのケースの場合、会社からの指示で転勤して、結果購入したマンションを売却し、今の賃貸マンションに移り住んだ事から、今は会社からの補助が10万円以上出ているそうです。

 

 会社指示とはいえ、数千万円ものマンションを購入したのにも関わらず、売却せざるえなかったと考えると、人生設計に大きな影響を及ぼします。恐らく数年後に転勤する事が分かっていれば、新築マンションなど購入しなかったと思います。

 

 一方で今回の住宅手当見直しにより、今まで出されていた家賃補助がほぼ無くなるそうです。すなわち、知人の賃貸マンションの16万円の家賃もほぼ自己負担となります。

 

 流石に16万円全額自己負担するのは厳しいので、新しい制度が適用される時期に今より安い賃貸マンションへ引っ越しする事を考えている様です。

 

最近は…持ち家だと異動を希望しない

 そもそも転勤は、個人というより会社都合の方が大きいと思います。家族の介護など個人都合で異動や転勤が決まる事は有りますが、ほんのわずかです。

 

 家族の都合については、高齢になった両親の介護を理由に上げる人が多く、異動がかなわずに転職する人もいます。

 

 昔は住宅購入したばかりでも転勤を指示されるケースが良くありましたが、今の若手社員にそのような辞令を出したら転職してしまうケースが出てくるかもしれません。

 

 今は昔とは異なり、若手が容易に転職する事が多く、人事部としても頭を悩ましている様です。

 

 現在部署長としてある程度人事権を持つようになりましたが、『家族を持っている=容易に転職しない。』というイメージはあります。家族持ちで住宅を購入した社員は、更に転職する可能性が低くなります。

 

 ただ最近は、『家を購入した=異動させにくい』という見方も強くなっており、家族持ちで住宅を購入した社員には、ラインの管理職など数年間は異動が無い部署につかせることがあります。

 

 もちろんラインの管理職なので仕事が出来る事が最優先なのですが、本人の地元意識が強く、異動を希望しないのであれば、なるべく異動が少ない役職に就かせるように配慮しています。

 

 会社に長く働いてもらうには、社員の満足度を上げる事も必要なのでしょうね…。

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