先日日曜日に会社で働いている時に、この2ヵ月位、ずっと休日出勤(もちろんサービス出勤ですが)している事に気づきました。仕事そのものが忙しいのもありますが、最近担当部署のトラブルが多く、その度に緊急呼び出しがあり、仕方が無く出勤しています。
週に1日は休めているので全く休みが無いという状態ではないのですが、平日も4~5時間は残業しており、月の時間外労働は100時間を超えているのではないでしょうか。
仕事が忙しいとプライベートの時間が無くなり、頭も切替えが出来ないので新しい事を考える余裕がなくなります。結果、毎日が家と会社の仕事の往復になり、仕事に対するモチベーションが下がり、リタイアへの気持ちが強くなってしまいます。
人生を豊かにするためにも常日頃から何か新しい事にトライしたいと考えているのですが、土日2日間の休みだけでは平日の疲れを取るだけになり、中々新しい事に挑戦する意欲が湧きません。
ちなみにお盆や正月、GWなどの長期休みであれば、休日3日目くらいから頭がスッキリし、新しい事に興味が出始め、ネットで調べたり、旅行の計画を立てたりすることがあります。
先日妻に「〇月に連休があるけど、久々に小旅行に行こうか。」と言いましたが、「去年もそんな事を言っていたけど、結局どこにも行かないままね。」と返されました。
今は子供が小学生なので、旅行にもついてきてくれると思いますが、中学生、高校生になったらそのようにはならないでしょう。子供との思い出作りも今しかできないかもしれません。
アーリーリタイアする為に仕事でお金を稼いで(休日出勤や残業はサービスなのでお金にはなりませんが)資産形成に励むのは良いのですが、お金は使ってこそ価値があると思います。
年を取っていきたい所、したい事も出来無くなれば本末転倒と思いますし、出来れば体が動く50歳台前半、せめて55歳までにはリタイアしたいものです。
一方で誰もいない休日の事務所で働いていると、昔と比べて働き方も変わったな…と思います。10年以上前であれば、休日出勤しても常に誰か事務所に居たと思います。
この数年で働き方改革が浸透し、「部下には基本的に残業無し、休日出勤もさせず、休日出勤した場合は代休取得させる。」が常識になっています。
就職氷河期でブラックな働き方を叩きこまれた(?)身としては、楽になったと感じますが、このままで会社は大丈夫かな?と思う事も有ります。
特に最近の風潮として、「なるべく仕事をせずに、楽をしたい。」、「自分で責任は取りたくない。」と思う人が増えているようで、一部の人に仕事が集中しているように感じます。
私自身、仕事を頑張っているとは思っていませんが、新たな仕事をするとそれだけ仕事の幅(スキル)が広がるので、なるべく出来る仕事は進んで仕事を引き受けています。
「頑張る人が損をする」という考えは、一般係員だけではなく、管理職の中にもそのような考え方をする人がおり、今の状態が続くと会社の将来は危ういな…と思ってしまいます。
一方で、アーリーリタイアする事を考えて、会社で出世する気も無いのであれば、そんな事も考える必要もないですね。
会社の業績が悪くなった時、会社から中高年社員は早期退職を勧められ、50歳に近い私も対象となるのでしょう。ただその時に退職割増金が出るのであれば、アーリーリタイアするタイミングとしては、丁度良いのかもしれません。
会社がまだリストラを進めず、給料やボーナスを出してくれるうちにガンガン働いてお金を貯め、投資してアーリーリタイアに向けて備えるのもアリなのかな…と誰もいない会社の事務所で考えています。