人の寿命を90歳とする場合、折り返し地点は45歳でしょうか。私の場合、既に45歳を過ぎていますので、人生も後半戦に入った事になります。また人生において、分岐点は数多くあると思います。生まれてから小学校、中学校などの各イベントがあり、会社で働き始めるのも大きなイベントと思います。
更に会社を退職する（リタイアする）という事も１つの大きなイベントになります。定年を迎えたタイミングで退職するのが一般的なのでしょうが、私の様に自らの意思で退職時期を決める事も出来ます。
60歳、又は65歳になったのを機に退職するのは、自らの意志というより、人から決められた方針に従った、という方が強いでしょう。ただ世間では早期退職は認知度が低く、特に田舎で中年男性が無職の状態にあるのは、理解しにくいのかもしれません。
2025年度に変る事
アーリーリタイアのタイミングは未だ模索中ですが、最も早いタイミングは私が50歳になる2025年度になります。ちなみに2025年度は、私にとって人生のターニングポイントになりそうです。
①早期退職制度が適用される。
②現在担当している仕事が一区切りする。
③子供が中学生になる。
①早期退職制度が適用される
私の会社は、満50歳から早期退職制度が適用されます。世間では、45歳から適用される会社が多いようですので、少し遅いかな、と思います。
一方で社内を見ると40~50歳は会社の中で主力となっている人材が多く、この世代が抜けると会社が立ち行かなくなると思います。また50歳、55歳になってもラインの管理職を担当している人もおり、後任がおらず、一部人材不足で困っている部署もあります。
どの会社も同じでしょうが、「出来る人に仕事が集中する。」という状況であり、一方で働かない（働けない？）中高年社員もそれなりにいます。当然不公平感が強く、できる社員の中には会社に失望して転職する人もいます。
私自身、毎回上司に自分のキャリア希望を伝えてきましたが、中々希望通りには受け入れられず、自分の意志とはそぐわない部署で働いています。会社の評価や方針と私の希望が合わないのでしょうが、不平不満を言っても仕方が無いので、異動先の部署で最大限の成果を出す様にしています。
ただ会社は個人の都合は考えてくれませんので、最終的な引き際（退職）は自ら決めるべきと考えています。またある程度資産が貯まりましたので、会社で利用できるものは最大限利用し、アーリーリタイアに向けて準備を続けて行きます。
②現在担当している仕事が一区切りする
過去幾つもの部署を経験してきましたが、最も長い部署で6年、短い部署で2年で異動になっています。平均すると3~4年で部署異動のなるようですが、2025年は、今担当している業務が丁度3~4年を迎えます。
ただ3~4年経ったから異動、という訳ではありませんが、現在大きなプロジェクトに関わる仕事をしており、この業務が2年後に完了する予定です。プロジェクト完了後も今の役職を続けるか分かりませんが、早ければこの時に異動となるでしょう。
③子供が中学生になる。
現在私の子供は小学校5年生なので、2025年4月には中学生になります。田舎の街ですが、中学受験が出来る私立の中高一貫校があり、現在受験を検討中です。
地方では、一般的にその地域で最もレベルが高い高校は公立高校であり、大学進学を考える上では、必ずしも中学受験（中高一貫の私立中学）が有利、という訳ではありません。ただ最近では高校受験を嫌って、中高一貫の学校に行かせたい親が増えており、私立学校のレベルも上がっていると聞きます。
また私立であれば、ある程度学力が同じ学生が集まる為、「不良グループ」や「学級崩壊」が無い様で、それを理由に私立を選択する親もいます。我家の場合、無理に中学受験をさせるつもりは無く、その為に塾へ通わせるつもりはありません。ただ妻とは、お試しで受験だけはしてみるか…と話をしています。
県外の私立中学を目指す場合は、校区は関係なく引っ越しし易くなるので、よりアーリーリタイアし易くなるかもしれません。場合によっては、都会へ引っ越し…の可能性もありますが、リタイア後の収入減と学費にかかるコストを考えると現実的では無いでしょう。
今の所2年後のリタイアの可能性は低そうですが、色々な条件を考えると1つのターニングポイント（分岐点）にはなりそうです。
