子供が春休みになりましたので、先日月曜日にお休みを頂いて、久々に泊りを兼ねた旅行に行きました。普通であれば、妻も一緒に家族3人で行くのですが、何時も子供と一緒で日頃一人になる機会が無いので、慰労も兼ねて子供と二人での旅行になりました。
コロナに対して出されていたまん延防止法の規制も解除となり、2年ぶりの県外旅行になります。また4月からは仕事が忙しくなる事もあり、3月中に余っていた年休を消化する事にしました。
地方中核都市への旅行
今回の旅行ですが、旅程は二泊三日で、私の街から車で3時間ほどにある中核都市に行きました。妻も一緒ならば、車で行くのですが、子供が電車に余り乗った事が無いので、経験も兼ねて電車旅行になりました。
車ですと3時間くらいで着くのですが、電車では4時間くらいかかります。電車で時間がかかる理由は、地方の場合ローカル線の本数が少なく、乗り換え時の待ち時間が長い為です。ただ、待ち時間も旅行の一環と考えれば、良い経験になったと思います。
ちなみに今回の旅行でかかった費用は、
・ホテル代 10,000円
・交通費 8,500円
・お土産代 2,500円
・食事代 10,000円
・その他 4,000円
合計 35,000円
となりました。二泊三日で2人35,000円ならば、それほど高くないと思います。ホテルについては、2日分の料金ですが、ビジネスホテルで比較的新しく、快適に過ごせました。
その他の5,000円の用途ですが、旅行先で行った博物館や乗り物代の費用になります。食事代は旅行の割にかなり安く抑えたつもりですが、行った街の名物などを食べなかったので、ちょっと残念な気持ちもします。
当初はご当地名物の食べ物を最低1日1回は食べる予定にしていましたが、子供の意向により、ファミレスなどでカレーライスやお子様定食などを食べる事になりました。旅行の楽しみが半減した気がしますが、次回旅行に来る機会があれば、色々な食べ物に是非とも挑戦したいと思います。
子供の経験や思い出作りが大事
通常、旅行に行くときの我家の移動手段は、自家用車です。今回の旅行では、電車やバスに乗る様にしたことで、子供にとって良い経験になったと思います。
移動手段が自家用車の場合、電車やバスを利用する時の切符の購入やバスの乗降時の乗車料金の支払いなどをする機会はありません。私が子供の時は、都会に住んでいましたので、電車やバスは普通に使っていましたが、公共交通機関を使わない私の子供にとっては、新鮮な体験になったのではないかと考えています。
また田舎から沢山の人がいる街に行くだけで、子供にとって良い刺激になったと思います。旅行中通行人の行動や建物など、子供から色々質問を受けました。中には、「そんな視点があるのか。」と思えるような質問もあり、我が子ながら色々見ているな、と思いました。
アーリーリタイアを目指す為にお金を使わず、最低限の費用で生きていく、というのは1つ手段と思います。ただし、お金を使いたくないばかりにどこにも行かず、家でこもりっきりになると、子供の視野は広がらないと思います。
家でゲームやネットがあれば、確かにお金を使う事は無いのでしょうが、コミュニケーション能力は付かないでしょう。お金を貯める事は、資産額など数字で成果が見え易いのですが、経験は数値化できないので、お金をケチってしまうと中々「やってみよう」と思わないかもしれません。
ただ子供の将来を考えると、外国旅行に連れて行かなくても、国内で良いので色々な所に連れていき、様々な事を経験させて、視野を広げて欲しいと考えています。