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貧乏に対して危機感を持つべきか

 安定した会社に勤め、毎月決まった額の給料を得ていると、「貧困でお金がない」といったイメージを持ちにくいと思います。一方で満ち足りた生活を送っていたとしても、人間の欲には上限が無いので、何らかの不足を感じたり、人と比較して劣っている点を見つけると、不幸に感じてしまします。

 

 ただ年金問題など、将来の生活に不安を持っている人が多いのは事実であり、日本で幸福を感じる人は少なくなっているのかもしれません。

 

地方では貧困層は見えにくい?

 地方において、サラリーマンでそれなりの給料をもらっている人や公務員の方々からすると、貧困を感じる機会は少ないのではないでしょうか。都会であれば、路上生活者を目にする事もあるので、貧困を身近に感じる事は有るでしょうが、地方では路上生活者を中々見る事は有りません。

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 私自身、今住んでいる人口十数万人の街でも路上生活を見た事がありません。恐らく食べる所や寝る所、生活困窮者への支援が地方より都会の方が充実しているので、路上生活者は都会に移動するのかもしれません。

 

 そんな中、先日明らかに「生活困窮者」であるとみられる人を街で見かけました。私は毎朝5時に起きて会社に行くのですが、通勤途中に自動販売機のゴミ箱をあさっている人を発見しました。年齢は70歳近くでしょうか、アルミ缶をゴミ箱から取り出している様で、1つずつ取り出しては足で潰していました。

 

 自動販売機のゴミ箱から勝手にアルミ缶を回収するのは、”違法” に当るのでしょうが、誰も居ない早朝でしたので、人が居ないと思って何時も『回収』しているのでしょう。

 

 以前、郵便局の前に設置されている自動販売機のゴミ箱に、「アルミ缶は資源ごみです。勝手に持ち去らないでください。」と注意書きがされていたのを思い出しました。その時は、「都会ならばわかるが、こんな田舎でアルミ缶なんか持ち去る人はいるのかな…。」と思っていました。

 

 以前記事にも書いたことがありますが、早朝には自動販売機のつり銭を確認して回る高齢者もいる事から、地方でも生活に困っている人は、少なからずいるのでしょう。路上生活者のように目に見える生活困窮者は少ないものの、地方は都会に比べて仕事は少ないので、目に見えない形で苦しんでいる人は結構いるのかもしれません。

 

貧乏に対して危機感を持つべきか

 厚生労働省の調査によると、生活保護受給者は毎年増加しており、高齢者世帯の増加が顕著になっています。調査では、高齢者世帯だけでなく、母子家庭や傷病・障害者世帯も増加しています。

 

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 ただし中でも高齢者世帯は、20年前の3倍にも増えている事が分かります。少子高齢化で老人の人口が増えているのが最も大きな要因でしょうが、街で見かけた年配の生活困窮者は、代表的なものかもしれません。

 

 私自身、今はサラリーマンとして安定した給料をもらえ、資産もある程度築く事が出来ました。しかし、何時突然病気になるか分かりませんし、働けなくなって収入を失う可能性もゼロではありません。

 

 人生は一度きりですし、人生を楽しむために快楽を求めてもらった給料を全額遊ぶお金にに充てても良いのでしょうが、結果60歳を過ぎて貧困生活を迎えると後々後悔する事になると思います。

 

 昔、大学受験前の浪人時代には、街で見かけた路上生活者の方々を見て、「明日は我が身。今努力しないと将来自分も路上生活になるかもしれない…。」と思って自分自身へ危機感を持たせながら、勉強へのモチベーションを維持していました。

 

 今直ぐ生活困窮者になる可能性はほぼないと思いますが、今の自分の置かれている状況に感謝しつつ、浪人時代の危機感を思い出しながら自己啓発と資産形成を続けていければと思います。

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