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2021年9月末_資産状況と貴金属取引の開始

 今回は前置きをせず、毎月恒例となっている資産状況を紹介させて頂きます。

 

私の資産残高

 まず9月末時点での私の資産残高です。

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グラフ

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 <コメント>

 ・先月に引続き、資産が40万円減少。

 ・直近の米国株の下落を受け、米国ETFが下落。

 ・一方でJR東海原油ETFは上昇し、全体としてはやや微減に収まった。

 

 アメリカの金融緩和の縮小や金利引き上げ、更には中国の不動産会社の破綻の恐れなど、市場が下落する要因が多い1ヵ月でした。

 

 株価が上昇し続ける事は無く、何時かは調整が入ると考えていましたので、ショックは有りません。むしろより株価が下落して、狙っていた銘柄を買うチャンスになります。

 

 一方でアメリカのインフレが予想以上に高まっているようです。インフレ要因は、半導体や輸送貨物(特に外航船)の不足など、金融緩和だけでは無いようですが、何れ日本でも物価上昇が問題になってくるかもしれません。

 

 インフレ対策として、不動産や原油ETFへの投資をしていますが、今回は以前から考えていた貴金属取引について考えてみました。

 

貴金属が持つ価値について

 金や銀などの貴金属は、有限資源であり、インフレなどのリスクヘッジとなります。「有事の際の金」と言われるように、テロの様な社会不安が起こった場合は、金の価格が上昇します。

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 一方で紙幣の価値は年々下がっており、数十年前に比べてドルの価値が100分の1に目減りしたという記事を目にしました。紙幣の価値が低下するという事は、それだけインフレが進んでいるという事であり、貨幣のまま持ち続けても購入できるものは少なくなっていく状況になります。

 

 日本は長いデフレが続いていましたので、物価上昇に対してイマイチ危機感を持っている人は少ないかもしれませんが、食品など価格は変わらず、中身(量)が減っており、確実にインフレが起きていると気づかされます。

 

 お金は信用が有って成り立つものであり、紙幣をバンバン刷ってお金の信用が無くなれば、価値も低下します。1万円札は有難いものですが、お金の価値が無くなると、ただの紙切れになるかもしれません。

 

 昔1円玉を作るのには、1.6円かかると聞いたことがあります。それ以外の貨幣の製造コストは、その貨幣の価値以下で作られているのでしょう。

 

 もし、1円玉が銀で作られていたらどうなるでしょうか。1円玉の重さは約1gであり、銀の価格が1g当り80円はしますので、1円玉でも銀で作れば80円の価値がある事になります。作られている金属そのものに価値があるのであれば、貨幣も価値を持つのでしょう。

 

貴金属取引を始めました

 数ヵ月前に証券会社(SBI証券)の口座で貴金属取引を始める手続きを行っています。手続きはかなり前に終わっていたのですが、取引はせずに暫く様子を見ていました。

 

 今回開設した口座で取引できるのは「金、プラチナ、銀」になります。プラチナは正直良く分らないので、金と銀の取引を開始する事にしました。原油もそうですが、コモディティ(商品)に関する取引では、インカムゲイン得られず、利益を得たいと考えるのであれば、キャピタルゲイン(売買益)しかありません。

 

 私の場合、貴金属購入の目的は、資産に一部組込むことによるリスクヘッジと考えていますので、基本的には「バイ&ホールド」としています。資産に株式や不動産ETFを組み込んでいるので、インフレに対するリスクヘッジはできていますが、貴金属に関しては「ハイパーインフレ対策」と考えています。

 

 ただリタイア後の生活では、金融資産からの不労所得インカムゲイン)が重要になりますので、大量に購入するつもりは有りません。今の所、原油ETFと合わせて全資産の内、5%位をコモディティ関係にするつもりです。

 

 あと購入方法については、価格を見ながら底値を狙うのではなく、「積立方式」を選んでいます。個人投資家がプロを相手に安値で買う事は難しく、ドルコスト平均法で購入する事でリスクを下げる様にしています。

 

 自動取引になりますので、日々の価格に一喜一憂する事無く、もしかすると取引自体を忘れてしまうかもしれません。

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