今年の正月に年末(2021年12月末)での金融資産の目標を1億2,000万円に設定ました。昨年末の資産額が1億1,000万円もなかったので、目標設定時はかなり無茶かなと考えていましたが、半年も早く目標を達成する事が出来ました。
計画より早く目標を達成出来たのは、コロナ後の米国を中心とする株式市場の上昇であり、上手く時流に乗ったと言えます。もし各国の金融緩和が不十分で、株式市場が低調になっていたら、逆に資産が減っていたでしょう。
資産が増えたのは結果論であり、「自分の投資が上手くいった」とは考えていません。コロナショック後から始めた米国ETFの定期定額購入は、暴落の可能性も考えた投資(数年間市場が悪化しても、10年、20年先は値を戻すだろうという判断)でしたが、これも今の所含み益が出ています。
2021年度末の目標は達成したが…
2021年度末の目標(1億2,000万円)を達成する事が出来ましたが、その後は何も考えず、米国ETFの定期定額購入を続けて、資産が増えるのをただ眺める…という状況になっています。
米国ETFの購入は、自動的に取引が行われますので、大きな売り買いはなく、非常に退屈な投資になっています。本来、安定した投資というのは、この様なスタイルなのかもしれません。
このまま資産の推移を眺めて年末まで過ごしても良いのですが、資産を増やす為にも、新たな目標設定が必要と考えました。人間、何か目標が無いと努力や工夫をするきっかけが無くなり、日々を無為に過ごす事になると思います。
2021年12月末まであと数ヵ月ありますが、新たな資産の目標金額の設定をする事にします。ただ今年の12月末までに、数百万円と短期間で増やす事は難しく、リスクの高い投資はしないスタイルですので、1年間以上の長期スパンになりますが、2022年12月末までの目標を設定する事にしました。
2022年12月末の目標
以前の記事にも書いた事がありますが、最終的な金融資産の目標は、
期限 : 2030年12月末(満50歳の年)
目標資産 : 2億円
の様に考えています。よって、残り約4年で8,000万円増やさなければなりません。ただし、これには会社を退職した時の退職金が含まれていません。
私の会社では50歳から会社の早期退職制度を利用できますので、退職金と早期退職による加算金を合わせて2,000万円(実際、これだけあるか分かりませんが)もらえる前提として、目標とする資産額を考えます。よって、期限までに差引6,000万円を貯める必要があります。
4年間で6,000万円であれば、年間1,500万円(6,000万円÷4年間)になりますので、2022年12月末の目標は、1億3,500万円となります。できれば目標金額を切りよく1億4,000万円としたい所ですが、まずは1億3,500万円とします。
現在の金融資産が1億2,000万円ですので、残り1,500万円・・・。2022年の1年間で1,500万円全額増やすのは難しいと思いますので、今年にどの位積み増しできるかがポイントになるでしょう。株式市場の大暴落が起きれば、全て台無しになってしまいますが、出来れば今年中に1億2,500万円まで増やしたい所です。
株式市場の変動を上手く利用し、また給料収入や配当収入で引続き増やす事が出来れば、1年間で1,000万円(1億3,500万円-1億2,500万円)を増やせることが出来るのではないか、と考えています。
ただし何れも『捕らぬ狸の皮算用』の様に、夢ばかり見ると資産が減少した時に落ち込みますので、株式市場が暴落する可能性も頭に入れつつ、資産運用を続けていく必要があると思います。