アーリーリタイアを目指す為には、生活コストを上げない工夫が必要と思います。若い時から身分不相応な物を買って、収入以上のお金を使っているのは問題外ですが、一般的には収入が増えるに従って支出も増える家庭が多いと思います。
特に結婚して子供が出来、住宅も購入するとローンや教育費等で支出はドンドン増えていきます。恐らく子供が自立するか、住宅ローンの支払いが終わる頃でないと、支出が減らないのではないでしょうか。その頃は、定年間近かもしれませんが…。
我家の生活費
アーリーリタイアを目指して資産を築く時、生活費の中でも「固定費」を抑える事が有効でしょう。比較的抑えやすい固定費としては、通信費や保険があると思います。これらの固定費を抑える方法については、ネットでFPの方が相談事例をよく紹介しています。
ちなみに我家の家計の支出は、大体月に20万円になっています。妻に生活費として、毎月10万円渡して、食費や日用雑貨、車のガソリン代を捻出してもらっています。ちなみにこの10万円には、妻のこずかい代が入っています。
・生活費 10万円
・住居費 6万円
・通信費 1万円
・水道光熱費 1万円
・外食費 1万円
・こずかい 1万円
合計 20万円
生活費については、今年の4月から15万円に値上げしていますので、現在の家計の合計は25万円になっています。いきなりの5万円のアップですが、結婚生活15年間で生活費を1度も変えていなかったのと、子供も大きくなってお金がかかるようになってきたためです。
(私の)こずかい1万円については、会社での昼食費込の金額です。「昼食費込で1万円のこずかいでどうやりくりするのか・・・」と思われるかもしれません。2年前であれば、会社での飲み会もそれなりにありましたので、1万円では当然足りず、月に2~3万円使っていました。
まだ現場の部署長だった頃は、部署の飲み会だけでなく、部下の冠婚葬祭もありましたので、会社関係で結構出費は多かったと思います。
現在は小さい部署で更に飲み会も無くなり、昼食代もお弁当(食材はふるさと納税を利用)を作って可能な限り支出を減らしていますので、平日に使うお金はグッと減りました。また趣味の釣りは、仕掛けや餌を購入しても1回当り500円位しか使いませんので、1万円のこずかいでも余ることが多くなりました。
節約生活に疲れるか?
あと支出の項目で一般的な家庭と異なるのは、「保険」でしょう。我家では、保険には殆ど加入していません(会社から半強制的に入った労金が月2,000円給料天引きされています)。
私の考えでは、国民健康保険があれば殆ど費用をカバーする事ができ、また資産が一定以上あれば一時的に大きな出費が有っても対応できるので、保険は不要と考えています。
あと住居費でファミリーマンションの賃貸料金が月6万円というのは、都会の人にとっては考えられないのかもしれません。田舎であれば、月5万円位で家族が住める賃貸アパートがありますし、独身であれば2万円程度でワンルームが借りられます。
「田舎の方が生活し易い」とは断言できませんが、ほどほど田舎で近くにスーパーやコンビニがある場所であれば、通常時は車を使う必要は無く、更に生活コストを抑える事が出来ます。
節約生活は学生時代からずっと続いていますので、自分ではもはや「節約している」という意識は無く、当たり前の生活という感じです。むしろ昔はしていなかった外食を毎週末しており、「外食の頻度が増えて、我家も裕福になったな…」と思えるくらいです。
ちなみに外食費ですが、家計を見て頂いたら分かりますように、月に約1万円使っています。大体週末のランチに家族3人で1,000~2,000円使います。外食とはいってもショボいでのすが、日常とは異なる気分を味わえますし、妻も食事を作らなくて良いので、家族全員がハッピーになります。
理想では、息を吸うように節約生活が送れるようになれば、ストレスなくお金を貯める事ができ、アーリーリタイアも達成できると思います。