先日、会社の定期健康診断を受けてきました。定期健康診断は、国から会社に義務付けられた、1年に1回必ず実施が必要な制度です。健康診断は基本的に自己負担がなく、会社が費用を出してくれるので、有難い制度といえます。
会社での健康診断の受診日は、各個人バラバラで、会社から指定された日時に受診する事になります。以前は2週間位の期間で全従業員の診断をしていたのですが、コロナ後は1日に受診する人数を絞って、2ヵ月もかけて少しずつ実施する様です。
健康診断の数値はどうだったか
最終的な健康診断結果は、受信後1ヵ月位で受け取る事ができます。ただ体重や身長、血圧などはその場でわかりますので、過去のデータと比較してどうだったか、確認する事が出来ます。ちなみに今年の結果は…
・体重 : 63.7kg
・身長 : 172.5cm
・腹囲 : 76.6cm
・血圧 : 104 / 69
となりました。昨年と比較すると、体重が少し減少(昨年64.3kg)したのと、身長が0.5cm縮みました。BMIが21.4と22以下ですので、肥満体形では無さそうです。血圧に関しては、この数年変わらずです。
同じ事務所の中には、健康診断を意識して毎年1ヵ月前から食事制限など取り組む人がいます。中には、昼食を抜いて少しでもやせようとする方もいらっしゃいます。
昼食を抜くのは良くなさそうですが、健康診断をきっかけにして、食生活の見直しや運動を始める事は良い取り組みと思います。会社も健康診断をきっかけに社員が健康になる事を期待しており、『健康診断前チャレンジメニュー』と呼ばれる健康活動への参加を毎年呼びかけています。
また健康診断受診後、メタボと判定された人の中から部署ごとに数人ピックアップし、健康診断後のチャレンジメニューへの参加も呼びかけています。ただ、呼びかけられた人は、既に不健康である事を認識している人が多く、余り生活習慣を改善する気が無い人が殆どですので、参加率は低いのですが…。
リタイア後の健康診断
会社に所属している間は、健康診断については特に心配する事はありません。ただ、リタイア後に健康診断をどうするか、まだ良く分っていません。
ネットで市のホームページから確認した所、「国民健康保険に加入し、40~75歳であれば、特定検診を無料受診できる」という事が分かりました。特定検診には、身長・体重・血圧測定以外に、血圧や尿検査もあるので、結構充実しているように感じました。
しかしよく考えると、「国民健康保険」に加入していないと、特定検診は受診できません。リタイア後は収入が大幅に減少すると思いますが、国民年金や国民健康保険の支払いは必要なようです。
特に国民健康保険は、これから年を取っていくので何らかの病気にかかるリスクがあり、加入していないと医療費は全額負担になるので、加入は必須でしょう。
既にリタイアされた人の中には、1年に1回人間ドックを受診される方もいらっしゃるようです。リタイア後は人との関わり合いが減り、体に異常が出ても自分自身気が付かなければ、病気にかかってしまうかもしれません。
人間ドックについてはピンからキリまである様で、最も高い半日コースであれば、8万円もかかるようです(私が住んでいる総合病院での情報)。この場合、胃の検診や脳ドック(高次脳機能検査やMRI)もしてくれるようで、体の隅々まで調べてくれるみたいです。
ただリタイア後にここまでやるか…というと、恐らくしないでしょう。年を取ってから詳しく検査をすると、何らかの病気が出る可能性が高く、不安になるだけでしょうし、少しの治療で病院に度々通うのも嫌なので、リタイア後も今と同じ位の健康診断となるような気がします。