以前の月末資産残高報告で、2021年末までの金融資産目標1億2,000万円に到達しそうな事を記載しました。株価や為替変動から影響を受けますが、先日目標であった1億2,000万円に到達したことが分かりました。
これまで順調に資産が増えてきましたが、想定以上に早く到達する事が出来ました。ちなみに資産1億円に達成したのが、2018年7月でしたので、3年で2,000万円、年約700万円ずつ資産が増えた事になります。
1億2,000万円到達で何が変わったか?
元々1億円の次は、1億2,000万円を目標にしていました。1億2,000万円の根拠ですが、1億2,000万円ならば何かあっても直ぐに大台(1億円)を割らなくなる事と、ドル換算した時正式に「ミリオネア」と言えると考えたからです。
円安になって、1ドル110円、120円と進んだ場合、1億円ですとドル換算でミリオネアとは言えませんが、1億2,000万円であれば、堂々とミリオネアに到達したと言えると考えた次第です(小さい話と思いますが…)。
1億2,000万円に到達した時の気持ちですが、「ああ、意外に早く到達したな…」という感じを受けただけでした。1億円に到達した時は、それなりに感慨深い気持ちになり、ささやかな祝杯を上げたのですが、今回は気持ちや生活の変化は全くありませんでした。
思い返すと、最初の100万円、1,000万円貯まった時の方が、感動が大きかったような気がします。特に1,000万円貯まった時は、会社で「偉そうに言っている上司でも、これだけの資産を持っていないだろう。」と変な優越感をひそかに感じていました。
2億円貯まった時は、今回より感動が大きいのかもしれませんが、2億円までの過程では、銀行や証券会社の口座の数字が増えるだけで、何も感情が起きないのかもしれません。
スーパーでの買い物はより安く
会社では、同僚たちから住宅ローンの返済が大変という話をよく耳にします。大抵銀行から2,000~3,000万円借入して、35年ローンで返済していますが、「たった2,000~3,000万円なんて、さっさと返済すればよいのに・・・」と思う時があります。
また自分の資産についても、株価下落によって100万円位資産が減ったとしても、「100万円位の損失か・・・まあ仕方がないな。」と思うようになっています。よって、金融資産における100万円の変動は、誤差範囲内であり、まあこの位は許容範囲だなぁ、という感じを受けます。
一方で、自分の財布に入っているお金はいつも数千円で、食料品やお酒など自分で買う時は、1円でも安く買いたいという意識が働きます。
先日もお弁当用のお肉(最も安い鳥の胸肉)を購入したのですが、私が住んでいる街で最も安く買える店に30分かけて歩いて買いに行きました。このお店は専門の食肉店で、ウォーキングも兼ねて買い物に行ったのですが、「時間をお金で買う」という人からすると理解し難い行動かもしれません。
「お金は稼げば幾らでもあるが、時間は有限なので、多少のお金がかかっても時間を買いたい。」というのがお金持ちの考え方かもしれません。私の場合、食材購入などでスーパーに行く時は、少しでも安い店があれば、少々遠くても足を運びます。
妻からも「また安い物買って…」と言われますが、最も安い鶏肉は健康に良いですし、野菜も旬の物を買う様にしています。それなりに考えて買い物をしているのですが、買う物が何時もワンパターンで、妻には理解できないようです。ちなみに偶に飲むお酒のおつまみもスーパーで安く買った食材を使いますし、会社帰りにコンビニに立ち寄る事は殆どしません。
自分では、「経済合理性を考えた買い物をしている」と考えていますが、金融資産に対する金銭感覚と日々の買い物でのお金の使い方には、相当ギャップがあるといえます。