統一試験では不合格だった日商簿記2級ですが、3月のネット試験で何とか合格できました。当初の目標が2020年度内(2021年3月末まで)に合格としていたので、ギリギリ目標達成できました。
次の目標として、日商簿記1級が有りますが、科目や難易度が2級と比べものにならない位大変そうであり、合格まで1年以上かかりそうです。
しかし2級を取得してこのまま勉強を止めるのはもったいないので、勉強が途切れない様にネットで簿記1級のテキストを調べて、早速注文しました。簿記1級の勉強方法についてはこれから模索していきますが、ある程度勉強のスタイルや合格目標が決まりましたら、後日紹介する予定です。
不要になった簿記2級のテキスト
簿記1級の勉強を開始したので、2級のテキストが不要になりました。復習や調べ物をする時に使う事も考えましたが、使う頻度が低いのであればネットで調べれば良いと考えて、断捨離する事にしました。
「断捨離=捨てる」と想像されるかもしれませんが、今回はとりあえず近くのブックオフで売却する事にしました。
買った時に売却する事は考えていなかったのですが、テキストにはマーカーや書き込みはせず、表紙も取り外して保管していましたので、かなりきれいな状態を維持していました。特に工業簿記は新品に近い状態でした。
ブックオフに行く際、妻も併設されているハードオフで日用品を売却するという事で、一緒に行く事になりました。簿記のテキストを売却する事を聞いた妻は、「テキストなんて売却しても10円位しかならないでしょ」と言われていました。
もし買取価格が10円にしかならないのであれば、売却せずに自分で持っておこうと考えていました。結果、売却価格は以下の様になりました。ちなみに( )は購入価格です。
・商業簿記テキスト 100円(1,540円)
・工業簿記テキスト 200円(1,540円)
私も正直10円どころか「申し訳ないのですが、買取できません」という回答が返ってくると考えていましたが、思っていたより高い価格で売却できました。特に工業簿記のテキストが200円で買い取ってくれるとは、予想外でした。
テキストの状態が良く、発行年も2020年と比較的新しかったのが良かったのかもしれません。買取価格が高いという事は、それだけ需要があるのでしょう。簿記の受験者数は多く、書店に並んだら結構早く売れるのかもしれません。
簿記1級のテキストは?
現在、簿記1級のテキストを少しずつ揃えています。予定では、テキストと問題集で12冊も購入する事になります。1級のテキストを売却する事を考えて勉強するのはおかしいと思いますが、テキストに書き込みするか迷っています。
将来テキストを売却するのであれば、書き込みは避けてなるべく折り目を付けずに勉強しなければなりませんが、「簿記1級のテキストにどれだけ需要があるのか?」と考えると、2級や3級ほど需要が無い事に気づきました。
ちなみに統一試験での受験者数は、
・1級 1万人
・2級 5~6万人
・3級 9~12万人
となっています。1級は2級の1/5、3級の1/10しかいません。また2,3級はネット試験が開始されましたので、受験者数がこれから増加する可能性があると思います。一方、1級は試験方法は変わらない為、このまま1万人位で推移すると考えられ、テキストの需要も少ないかもしれません。
結論としては、これから揃える1級のテキストは売却する事など考えずに自分で使い倒した方が良いと思いました。