簿記の勉強は筋トレと同じで、5日止めると勘が鈍るそうです。2級に合格したのでほっとしていましたが、勘が鈍るのを防ぐためにも1級取得に向けて勉強を再開しました。
とりあえずテキストを購入しました
田舎なので需要が少ないせいもあるのでしょうが、私が住んでいる街の書店には、日商簿記1級のテキストや問題集は全く見当たりませんでした。2,3級については、大型の書店に行けば、大体置いてありましたが…。
できれば本の中身を見て、文章構成や問題の内容を確認してから購入しようと考えていましたが、難しそうです。よってネットで得られる情報を参考にして、テキストと問題集を購入する事にしました。
以前簿記2級の勉強方法を参考にした公認会計士のホームページを見て、「サクッと受かる日商簿記1級シリーズ」を購入しました。
簿記2級の時は、「スッキリ」シリーズのテキスト(問題付で日商簿記、工業簿記の2冊)だけを購入して試験に合格しましたが、今回揃えようと考えているテキストと問題集は、合計12冊もあります。
<科目>
・2級 : 商業簿記、工業簿記
<テキスト、問題集>
・1級 : 12冊(テキスト6冊、問題集6冊) 20,140円
・2級 : 2冊(商業簿記1冊、工業簿記1冊) 3,080円
2級のテキスト代が3,000円なのに対し、1級は20,000円もかかります。最初から全て揃える事も考えましたが、勉強を始めて全く歯が立たないと感じて諦めるかもしれないと考え、まずは6冊(約10,000円分)を購入しました。
ちなみに今回購入した6冊は、「商業簿記・会計学」の範囲で、基礎1、基礎2、完成編のテキストと問題集になります。問題集のボリュームはそれほど多くないのですが、テキストだけでも1冊300ページもありますので、これだけで2級の工業簿記位あります。
勉強を始めてみて
以前は仕事の後に1~2時間勉強していたのですが、4月から仕事が忙しくなった事もあり、現在は「朝の1時間+昼休みの30分=1.5時間」しか勉強時間が取れていません。
夜に勉強していないせいでしょうが、翌朝テキストを開いた時に前日勉強した事を忘れている時が有ります。やはり夜にも勉強しないと、記憶への定着率が悪くなるようです。
簿記1級の内容ですが、今の所、何とか進める事が出来ています。テキストの目次の前に勉強方法が書かれており、「最初は80%理解出来れば、次に進みましょう」とありました。
簿記2級や3級を勉強し始めた時も、初めて新しい項目の勉強をした時は、理解するのに苦労しました。その後何度もテキストを読み、問題集を繰り返し解く事で、理解できるようになりました。
簿記1級についても、最初は理解できない内容が有っても、何度も勉強する事で何時かは理解できるようになるのでしょう。あとテキストについてですが、2級で使用していた「スッキリ」シリーズ同様、今回購入した「サクッと」シリーズも分かり易い内容になっていました。
「スッキリ」シリーズよりは絵は少ないのですが、項目を細かく区切っており、その項目ごとに問題がついているので、勉強しやすい内容になっていると思います。あと1級を勉強してみて気づいたのですが、新しい会計処理があるとはいえ、2級をきちんと理解していれば、独学で勉強を進める事が出来ると感じました。
最大のネックは「範囲の広さ」であり、そのためには忘れない様に継続的な勉強が必要と思います。長期戦になりますが、諦めずに勉強を続ければ、必ず取得できると信じています。