4月は入社、入学などイベントが多いですが、人事異動が最も多い時期でもあります。3月上旬から少しずつ人事異動の内示連絡が出回ります。異動に伴い引っ越しがある人は、これから大変でしょう。
他の会社も同じでしょうが、私の会社で人事異動が多いのは、春と秋です。春は4月にまとめて異動が有り、秋は10~12月に分散して人の入れ替わりがあります。よって4月は最も人の出入りが多い月になります。
(なぜか?)昇格しました
今は部下無管理職として、気楽に(責任感は持って仕事はしていますが)自分の裁量で仕事を進めることが出来ます。今の役職レベルは、世間で言うと「係長級」です。ただし部下がいないので、部下を持っている役付の係長より評価は低くなります。
私は全く出世欲が無く、出来れば部下無管理職を定年まで続けて、ずっと1プレーヤーとして仕事したいと考えています。また上司や人事にも昇進の希望は無く、プレーヤーとしてのキャリアを積みたいと今まで伝えてきました。
先日上司から4月からの人事異動について内示を受け、世間でいう「課長」に昇進する事が決まりました。上司には何とか断れないかとお願いしましたが、役員の決定事項らしく、辞令は覆らないとの事でした。何だかなぁ…という気持ちです。
過去に大きな部署の係長をした時よりは少ないのですが、直属の部下が何人か付く様です。管理職失格と言われそうですが、私自身マネージメントが苦手で、プレーヤーとしての能力の方が高いと感じています。
一方で社内ではプレーヤーとして仕事をしたい人が多く、部署をまとめるマネージャーが不足しているのも事実です。技術者が多い会社ですので、出世欲が低い人が多く、マネージャーが嫌い(苦手)な管理職が多いと思います。
私が適任かと言うとそうとは思えませんが、消去法で仕方が無く選ばれたのでしょう。今回の私が担当する部署には管理職がいるようで、予定では係長級の部下(管理職)が2人も付く様です…。
4月からの新たな役職の事を考えると気が重くなりますが、なるようにしかならないと考えて、仕事を進めるしかないでしょう。
更なる昇格は避けたい所
4月から課長になるとはいえ、その上には部長、次長、事業部長や本部長がいます。例えば次長がいない部署もありますが、何れの部署でも部長はいます。
大きな部署の部長は、数百人の部下を抱える事になり、より責任が重くなります。今いる課長や部長の面々を見ると、皆さん仕事が忙しく、何時も疲れた顔をしている様に感じます。
中には元気な人もいますが、メール処理と打ち合わせで日々忙殺されているように見えます。若い社員からすると、彼らの様な働き方に憧れる人は少ないでしょう。
働き方改革で、「なるべく早く帰るように。」という会社方針がある一方で、成果は常に求められるので、課長や部長級の人々は常にPCを家に持って帰り、自宅で仕事をしています。
昔部署長(係長)をしていた頃は、私も同様に家にPCを持って帰って仕事をしていましたが、最近はテレワークをする時以外は、基本的にPCは会社に置いたままです。メールの量も少なく、緊急性の高い仕事も無いので、休み明けに確認して対応すれば全く問題ありません。
会社には私より優秀な方々が沢山おり、今回何故昇進したのかイマイチわかっていません。消去法で選ばれたとはいえ、プレーヤーとして働きたいという希望は諦めず、引き続き上司に働きかけていくしかなさそうです…。