簿記2級の試験まであと残す所少しですが、追い込みの為に休日はいつもより長い時間勉強しています。まずは目先の2級合格が目標ですが、2級試験終了後の合格発表まで、どう過ごすか考えてみました。
合格発表までどう過ごすか?
ネット受験ならば受験後直ぐに合否が分かりますので、試験終了後に不合格ならば次の受験申し込みをするでしょうし、引き続き2級の勉強をする事になります。逆に合格していれば、1級に向けての準備を始めると思います。
ネット受験は試験会場が遠いのと、1回目は筆記試験に拘ろう(前回初めて受けましたが半分記念受験でしたので)と考えましたので、従来と同じ試験を受ける事にしました。試験は2月28日(日)で、合格発表は3月15日(月)になります。
ネット受験ならば、もし合格した場合その後数日間は勉強の事を忘れて今まで止めていたお酒を飲むと思います。しかし今回は試験から合格発表まで2週間もありますので、その間は悶々と過ごす事になります。
この2週間は不合格の時を想定して、2級の勉強を続けようかと考えています。ただし、合否が決まっていない状態ですので、今までとは違って勉強に集中できないでしょう。
前回2,3級併願受験をした後、3級が不合格だった場合に再試験を受けなければならないと考えていましたので、既に始めていた2級の勉強には、集中できませんでした。その当時(昨年の11月下旬)の勉強の進捗をみると、1日1問しか問題を解いていませんでした。
結果3級は何とか合格したのでその後直ぐに気持ちを切り替えて2級の勉強を開始できたのですが、今回も同じような感じになりそうです。
1級への挑戦について
日商簿記1級については、まだ内容は良く分かっていません。当然2級よりはるかに難しく、原価計算や法律に関わる教科もあると聞いています。
簿記は、3級 ⇒ 2級 ⇒ 1級 で級を重ねるごとに3倍ずつ難しくなっていくそうです。つまり、1級は3級の9倍難しい事になります。
また今回2級の範囲を勉強して気づいた事は、
・上の財務諸表で会社のお金の流れが理解できる。
・キャッシュフロー計算書は、1級の範囲。
・会社で経理が使っている知識は1級の範囲が多い。
という事が分かりました。会社で働いている経理部門の人は、最低でも日商簿記2級、何人かは1級を持っています。また営業部門は売上や営業利益を上げるために、様々な戦略を考えており、営業部門の報告書には簿記会計に関する情報が良く出てきます。
私は技術者なので、経理レベルの知識を求められることは有りませんが、最低でも営業部門と同じ位の知識を持たないと、取り組んでいる企画(事業計画)が粗末な内容になると感じました。
今の業務ならば簿記2級の知識でも十分役に立つと思いますが、業界における会社の置かれている状況や将来の方向性を考えるのであれば、簿記1級の知識が有った方が良いと思います。
また会社内での自分の技術レベルを考えると、技術者としての能力には限界を感じており、一部のスペシャリストの方々と比較すると見劣りします。技術者として一生やっていけるのは、ほんの一部の人だけであり、それ以外の人は40歳を過ぎると+αの能力が求められると思います。
簿記会計の知識が私の+αの能力になるか分かりませんが、少なくとも私の業務の幅を広げてくれるのは間違いないと思います。