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【日商簿記1級のレベル】会社の経理部門と話して分かった事

 仕事のスキルアップ自己啓発の為に2年前に始めた簿記の勉強は、今の所何とか継続できています。おかげさまで一昨年に日商簿記3級、昨年に2級を取得し、今は1級合格を目指して勉強を続けています。

 

 私の周りには、若手を中心に自己啓発に努めている人が何人かいますが、40歳を過ぎて勉強している人は余り見かけた事は有りません。技術系の社員ならば、会社から取得を推奨されてる国家資格が幾つかあり、若手社員は入社後、まずこれらの技術系の資格取得を目指して勉強します。

 

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 ただこれらの技術系の資格も普通であれば10年すると全て取得してしまうので、その後は何か意識を変えないと勉強する機会が無くなってしまいます。多くの中高年社員は、仕事や家庭の事情で忙しくなり、勉強どころではないのかもしれません。

 

勉強のモチベーションを維持できているのは…

 現在簿記の勉強を続けていますが、1級の範囲は2,3級と比較にならない位広く、試験に早く合格したいのであれば、スクールに通って短期で勝負をかけた方が良いと感じます。恐らく独学で勉強しても、合格まで長期間を要し、勉強に対するモチベーションが続かないと思います。

 

 私の場合、3級から今の1級勉強迄、スクールに通わず、全て独学でやっています。冬場は釣りのオフシーズンであり、またコロナ禍で余り出歩く事もなくなりましたので、勉強以外にする事はなく、比較的勉強は捗っていると思えます。

 

 1級の勉強を開始してから半年くらい経ちますが、2,3級を勉強した時とは全く異なる気持ちで取り組んでいる、と感じています。2,3級の時は、「資格の取得」に重点を置いていたのですが、1級の場合は資格の取得というより、「知識を広める」という気持ちが強くなりました。

 

 出題範囲の広い1級の試験に何度も落ちたら、正直勉強のモチベーションを維持するのは困難と思います。資格取得は二の次として、知識を広めて仕事のスキルをアップする、という気持ちで取り組めば、勉強する事によって知識が広がったと感じる事が出来、勉強の喜びや楽しさを感じる事が出来ると思います。

 

経理部門では、簿記1級は基本知識レベル

 先日、会社の経理部門の方と話をする機会がありました。その方は会社に入って30年以上経理一筋で働いてきた人であり、正に経理スペシャリストです。

 

 今回、経理部門の方とお話させて頂き、簿記会計の知識が自分とは全くレベルが違う事に驚かされました。簿記1級を勉強しているので少しは自信があったのですが、彼らにとって私の知識は、「初歩レベル」だったようです。

 

 私が働いている会社は、メーカーで業界では準大手になりますが、国内だけでなく海外にも子会社があります。経理の業務を聞いてみると、私が今勉強で頭を悩ましている海外子会社も含めた連結会計など、簡単な事な処理のようです。

 

 考えてみますと、彼らは大学の商学部や経済学部を出ており、基礎的な会計の勉強をした上で、会社に入っています。更に会社でも経理に関わる仕事に長年携わっているので、私の様な初心者が数年間勉強しただけで得られる知識とは比べ物にならない知識や経験を持っています。

 

 一方で私の経歴で考えると、高校から理系に進み、理系を中心とした勉強を始めて、大学・大学院でしっかり自分の専門分野を勉強してきました。更に会社でも10年以上は技術的な仕事に携わってきましたので、世間一般から考えると、ある範囲の技術の分野ではスペシャリストになるのかもしれません。

 

 今回、経理部門の方と話をして、自分の会計の知識の無さにショックを受けましたが、この状況は当たり前の事なのでしょう。以前は、「経理部門で働けるくらいの知識は持ちたいな。」と考えていましたが、今は数字(会計)に強い技術者を目指すべきと思うようになりました。

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