コロナウィルスがある生活は、早くも2年経とうとしています。この間、親の実家にも帰省していませんし、県を超えた旅行も殆ど行っていません。2021年後半は、一時的にコロナ患者が減少して、規制も緩和されましたが、予定も無かったので結局どこも行きませんでした。
気にしすぎかもしれませんが、田舎では都会よりコロナ患者に対する感情は、厳しいと思います。万一、県を超えた旅行に行って、コロナに罹った事が分かると、後で何を言われるのか…という気がします。
家族全員がコロナに罹った知人がいますが、その方はお子さんが県内の遠足に行った時にコロナに罹ったようです。県内のしかも学校行事で罹ったので、周りも「それは仕方がないね…。」という感じでした。
田舎では働き方は余り変わらない?
私の会社は本拠地は地方ですが、東京にも支店があり、東京の方々は殆どテレワークをしている様です。出勤するとしても1回/週位の様ですので、皆さんほぼ家で仕事をしているみたいです。
一方で私が住んでいる田舎の街では、余りテレワークは浸透していない様に感じます。もちろん部署に依るのでしょうが、都会とは逆に1回/週位テレワークをする人が多いと思います。
またテレワークをする理由も、「コロナウィルス対策」というよりは、その日の業務や家の都合でテレワークをする人が多いです。例えば会議が多い日にテレワークをして、家からWebで会議に参加します。何時もという訳ではありませんが、私も会議が多い時は、テレワークをしています。
あと人によって異なるのでしょうが、資料作成等で仕事に集中したいときは、私は会社で仕事をした方がはかどります。同僚は逆にテレワークの方が集中できるようですの。
私の場合は、子供がまだ小学生で家でテレワークしにくい状況なのですが、同僚は家には誰もおらず、デスクトップ用のパソコンの画面を使って会社と同じ環境で仕事が出来るので、仕事がはかどるのでしょう。
テレワーク化で業務効率は図れたが…。
コロナにより、出張や他企業との食事会、懇親会が減らされた影響でしょうが、会社役員と打合せする機会が増えたと思います。「打合せ」とは言っても、Webによる会議なのですが、重要事項を決定する時など、相談し易い状況になったと思います。
以前は、役員のスケジュールを確保するのは難しかったのですが、Web会議やテレワークが進んだ影響で、役員の生の声や考えを聞く機会が増えたと思います。
また以前は、各支店や工場の報告をする為に、各地方の支店から役員がいる東京に出張して、報告していたのですが、Webで簡単に済ませる事が出来、旅費及び交通費等の経費や時間を削減出来ていると思います。
部長クラスの方は、「以前はわざわざ30分間の報告会の為だけに、役員がいる東京に何時間もかけて日帰り出張し、その日が潰れていたのは、正直無駄が多かったな…。」と言われていました。賛否両論はありますが、テレワーク化が進んだことで、業務の効率化は確実に図られていると思います。
更にコロナ前は効果が良く分らない講習会や研修があったのですが、出張や集団で集まる事を禁止する様になり、経費削減につながっているようです。ただ、講習会や研修会等の手配していた部署の仕事が減り、業務効率化に合わせて部署自体無くなる、という事例もありますが…。
一方で、エッセンシャルワーカーのような、現場にどうしても行かなければならない部署のテレワーク化は不可能です。よって、テレワーク化できない部署では、不満が溜まっています。その状況を見て、若手社員中にはテレワーク化できない部署には行きたくない、と言っている人もいます。
もちろん、現場で仕事をするのが好きな人は良いのでしょうが、ワークライフバランスを考えた働き方をするのであれば、テレワークできない部署は益々人気が無くなっていきそうな気がします。