現在、日商簿記1級取得の為に勉強を続けています。2級の時は、1日3時間も勉強していたのですが、1級は範囲も広く、じっくり勉強しようと考えたため、1日1時間の勉強に留まっています。
最近になって良く感じるのですが、40台中ばにもなって「資格試験の勉強」をするというのは、結構大変です。若い時より物覚えは悪くなりますし、老眼が進んでテキストの文字も見えにくくなっています。
1級取得後はどうするのか?
予定では2022年11月(1年半後)の合格を目指しています。一方で、1級を取得した後にどうするか、まだ考えていません。笑われるかも知れませんが、より上級資格の税理士や公認会計士の資格を目指すのもアリかと勝手に妄想しています。
50歳にもなって、税理士や公認会計士の資格を目指すのは的外れと思いますが、就職の為ではなく、自分の自己啓発(見識を広める)のための勉強と考えています。
恐らく容易に合格する(そもそも死ぬまでに合格できない可能性が高い)事はできないと思いますので、勉強がもはやライフワークになると思います。
何かの資格取得を目指して勉強するのは、脳にとって良い刺激になりますし、ボケ防止になると思います。モチベーションが続く限り、何かに向かってトライしていくのは良いかもしれません。
税理士や公認会計士は、流石に取得が困難な資格です。もう少しハードルが低くて、役に立ちそうな資格は…という事で、FP(ファイナンシャルプランナー)の資格が良さげに感じました。
まだFPの詳細は良く調べていませんが、人生設計に必要な金融知識を勉強するのに役に立つ資格だそうです。合格率も学科と実技で異なるようですが、しっかり勉強すれば受かる資格の様です。
教科や試験内容を見ていないので良く分りませんが、合格率だけみるとFP2級でも日商簿記3級位の難易度のような気がします。最低でも日商簿記2級位の勉強をすれば、FP2級は合格できるのではないか、と勝手に想像しています。
FPを取得する意味は?
日商簿記の勉強を始めたのは、以下の理由がきっかけです。
- 業務上必要と感じたから(事業の損益評価が必要だった)
- 財務諸表を正確に読めるようになりたかったから
元々技術者ですので、経理の知識はそれほど必要なかったのですが、業務範囲が広がるにつれて、事業や会社の損益に対する知識も必要になってきました。
技術者という事で、簿記会計については必要最低限の知識に留め、専門技術以外は勉強しないという選択もありましたが、他部署や会社上層部へ説明する時など、数字と合わせて説明した方が説得力を高める事ができると考え、勉強を始めました。結果、簿記を勉強した事で会社の財務諸表は読めるようになり、投資でも役に立っています。
FP取得の目的ですが、偏った金融関係の知識をもっと広げたいと考えたのが理由です。自分自身。人生に必要な「保険」、「税金(相続、贈与)」に関する知識は不足していると思います。特に「保険」については、全く勉強しておらず、入社時に半強制的に契約した労金しか入っていません。
アメリカでは、債券や株式以外に保険も1つの金融商品として自分のポートフォリオに入れている様です。私自身、ある一定の金融資産があれば、基本的に保険は不要と考えていますが、日本にも相続対策で使えそうな良い保険があるのかもしれません。
FP取得を通して、金融に関する基礎知識を取得し、出来れば自分の金融資産の見直しや将来考えるべき贈与や相続に備えたいと考えています。